【中日新聞杯】大波乱の再現も!?中京芝2000mだから狙える「好走ポイント」を満たした爆穴馬

中京2000mでデアリングタクトを倒した実績のあるギベオン

中京2000mでデアリングタクトを倒した実績のあるギベオン


今週は中京競馬場で中日新聞杯(G3、中京芝2000m)が行われます。

「ハンデ重賞なので、買い方が難しい……」と悩んでいる皆さんに朗報です。実にカンタンな、好走馬のポイントを発見しました!

まずフォーカスを当てるべきなのが「中京芝2000m重賞」です。このコースの重賞に、好走馬のヒントが隠されています。

ズバリ、このコースの重賞では「逃げ馬」が圧倒的に強いんです!

▼4コーナー通過順別成績(過去2年)
1番手[4-1-1- 6]複勝率50.0%
2~ 5番手[3-6-3-42]複勝率22.2%
6~10番手[5-5-7-43]複勝率28.3%
11~18番手[0-0-1-43]複勝率 2.3%

過去2年、中京芝2000mで行われた重賞は延べ12レース。そのうち「逃げた馬」の複勝率はなんと50.0%もありました!

中京芝2000mはスタートから向正面まで緩やかな上り坂が続くコース形態。前半のペースは落ち着きやすいため、逃げ馬を含め道中好位で立ち回った馬にとって楽な展開になりやすいのが特徴です。

さらに、詳しく調べると1~3着馬6頭はすべて「開幕週」または「コース替わり1~2週目」と比較的良い馬場状態で行われたレースで逃げ切っていました。

▼中京芝2000mの逃げ馬の好走馬(過去2年)
22年金鯱賞
1着ジャックドール(1人気)

22年きさらぎ賞
3着メイショウゲキリン(8人気)

21年中日新聞杯
1着ショウナンバルディ(8人気)

21年ローズS
2着エイシンヒテン(12人気)

21年鳴尾記念
1着ユニコーンライオン(8人気)

21年金鯱賞
1着ギベオン(10人気)

開幕週やコース替わり直後は内外で馬場状態にあまり差が出ません。ロスなく経済コースを通ることができる馬が有利になるため、人気薄で逃げた馬が激走を果たすケースが目立っていると言えます。

今年は絶対的な逃げ馬が不在なメンバーだけに、逃げ残りの確率も高そうです。

逃げる可能性がありそうなのはギベオン、トゥーフェイス、バジオウあたり。

特にギベオンは昨年同舞台で行われた金鯱賞を逃げ切って大波乱を演出しました!今回もその再現が期待できる1頭です!