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【3歳馬情報】今年最初のGⅠ週も、注目の3歳馬たちがスタンバイ!
2023/2/13(月)
東京競馬場では今年最初のGⅠとなるフェブラリーSが開催される今週末。期待の3歳馬たちもデビューを迎える。そんな注目馬を、今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介していく。
◆2月18日
●東京ダート1400m
アトモスジブリール(牡、エイシンフラッシュ×リーズントウショウ、美浦・牧厩舎)
おじトウショウカズン(6勝、根岸S2着)。近親スイープトウショウ(GⅠ3勝)。1週前調教(以降も調教は、主に1週前のもの)は、ウッド6F84秒4-12秒1。終いの時計を大きく詰め、デビュー戦へ向け順調に良化している。
●阪神ダート1800m
シブースト(牝、ロードカナロア×パステラリア、栗東・高野厩舎)
近親レディパステル(オークス勝ち馬)、マテンロウオリオン(シンザン記念勝ち馬、GⅠ2着)。1月中旬から坂路で強めの時計を出しており、1週前は坂路52秒7-12秒4と水準レベルをクリアしている。
ティエラサンタ(牡、ハーツクライ×サンタエヴィータ、栗東・西村厩舎)
母は3勝。半姉サンタグラシア(現3勝)。2月12日の阪神ダート1800mを予定も、更なる良化を求め、デビューを1週延ばしてきた。坂路52秒9-12秒3で併せた相手に遅れたものの、調教時計はしっかり詰めている。
◆2月19日
●東京ダート1600m
ジオッコピアノ(牡、Justify×Haddie Be Good、美浦・田中博厩舎)
OBSマーチ2歳セールにおいて、40万ドルで吉田勝己氏が落札。2月11日東京ダート1400mの新馬戦を除外で、ここへ回る予定。2週前に53秒2-11秒7と終いに秀逸の時計をマークし準備は万端。デビュー順延の影響が無ければ、初戦から勝ち負け必至だ。
オーディブルコール(牝、Medaglia d`Oro×Callback、栗東・池江厩舎)
母は北米GⅠ勝ち馬。当初は前日の阪神戦を予定していたが、モレイラ騎手騎乗が見込めたため、当レースに予定変更。「筋肉量があり、牝馬ながらかなり目立つ好馬体。パワフルな走法で血筋的にも活躍はダート路線か。マイルから中距離までこなしそう」とは記者の話。2週前もCW6F81秒台を出したが、1週前もCW6F81秒7-11秒4の好時計をマークし、初戦勝ちへ更に前進だ。
●阪神ダート1400m
ユレマー(牝、モーリス×スペクトロライト、栗東・石坂厩舎)
母は2勝。半兄ライトウォーリア(5勝)、おばビッシュ(紫苑S勝ち馬、オークス3着)。調教はCW6F85秒0-12秒3。「大柄な兄とは違い、軽さが強調されたタイプ。まだ目一杯に稽古はやられていないが、それでも古馬に食らいつく動きを見せている」と記者の話。鞍上は藤岡康騎手。
コーリンラズベリー(牝、ヘニーヒューズ×コーリンベリー、栗東・池添兼厩舎)
母は交流GⅠJBCスプリント勝ち馬。調教は坂路55秒7-12秒7。「坂路中心ながらキビキビとした動きで、上々の攻め気配。背中や胴が短めで、父母の血筋通りのスプリント体型。適性は1200~1400mか」と記者の話。2月いっぱいで現役を退く池添兼調教師の管理馬なので頑張って欲しい。
アスクビビットモア(牝、ジャスタウェイ×エリンコート、栗東・梅田厩舎)
母はオークス勝ち馬、近親ララクリスティーヌ(現5勝、スワンS2着)。1週前の坂路は53秒3-13秒0と少々かかったが、2週前のCWでは6F84秒1-12秒4の時計が出ている。
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