【中山記念】昨年はパンサラッサを推奨!今年は人気薄「激走ポジション」から浮上した好配当の使者

粘り込みを狙う伏兵ドーブネ

粘り込みを狙う伏兵ドーブネ


突然ですが中山記念(G2、中山芝1800m)は、「逃げ・先行馬」が激アツ!

これはスゴいですよ? 過去10年の勝ち馬は例外なく「4コーナー1~4番手」で回っており、1~3着馬30頭のうち約3分の2に相当する22頭が該当します。

逆に道中で中団~後方から競馬をした馬は2着までは精一杯。特に追い込み脚質で馬券に絡んだのは1頭しかいません。

▼中山記念の脚質別成績(過去10年)
逃げ [1-0-3- 6]複勝率40%
先行 [9-6-3-17]複勝率51.4%
差し [0-3-4-33]複勝率17.5%
追込 [0-1-0-35]複勝率2.8%
マクリ[0-0-0- 2]複勝率0%
※マクリは道中後方→4角1~4番手

参考までに、『過去10年で9勝!「激走ポジション」から浮上した超有力◎候補』の記事で紹介した2022年は、大逃げで後続に2馬身半差を付けて圧勝したパンサラッサを推奨していました!

昨年の記事でも詳しく解説したとおり、中山競馬場の芝コースは直線が310mと短く逃げ先行馬が断然有利。

さらに!意外と知られていませんが今開催は1月の中山では使用しなかった『Aコース』に替わるのもポイント。昨年暮れ以来となるため芝の状態が良く、ただでさえ逃げ先行馬が有利な開幕週とあって、前に行った馬はそうカンタンには止まりません。

事実、昨年のパンサラッサは前半1000m通過57秒6の超ハイペースで飛ばしながら、ゴールまで脚色が鈍ることなく鮮やかに逃げ切りました。

今年、中山記念に出走する有力馬で前に行きそうなスタニングローズソーヴァリアントにとっては、上記で紹介したレース傾向は間違いなく有利に働くでしょう。

穴でイチ押しは積極策が予想されるドーブネ。4コーナー先頭で回ってきた時は過去3戦して[2-1-0-0]連対率100%だけに、人気薄の粘り込みに警戒してください!