【ダービー卿CT】キーワードは格より調子!好走確率高く本当に買える「激走ポイント」教えます!

節分Sを好内容で勝っているレッドモンレーヴ

節分Sを好内容で勝っているレッドモンレーヴ


ダービー卿チャレンジトロフィー(G3、中山芝1600m)は1番人気が2016年から7連敗中で、過去10年を振り返ってみてもわずかに1勝。

対照的に、昨年は11番人気のタイムトゥヘヴンが1着、12番人気のフォルコメンが2着。二桁人気馬でワンツー決着するなど、ハンデ戦らしく一筋縄ではいかないレースとなっています。

どうしても「ハンデ戦=難しい」と思ってしまいがちですが、実はとってもカンタンに好走馬を絞り込めるポイントがあります!

先週の毎日杯では『条件ドンピシャ!出世レースの好走条件を満たした「意外なダークホース」が出現!?』で取り上げたドットクルーが6番人気で3着。今週もそれに匹敵する、強力なデータです!

注目すべきポイントはズバリ「前走クラス別成績」です!

▼前走クラス別成績(過去10年)
3勝 [5-1-1- 9]複勝率43.8%
オープン [2-4-4-46]複勝率21.7%
G3 [3-3-3-54]複勝率14.3%
G2 [0-2-1-17]複勝率15.0%
G1 [0-0-0- 2]複勝率 0.0%

出走数が少ないながらも、前走で「3勝クラス」を走っていた馬が過去10年で5勝と大活躍!

該当馬は前走1着の「昇級馬」で、いきなりの重賞挑戦で勝ち切るケースが非常に多くなっています。

ダービー卿CTは4月に別定G2のマイラーズCがある関係で、現オープン馬はやや成績を落としている馬が揃う傾向にあり、その分「前走3勝クラス」から昇級してきたばかりの、調子が上向いている馬の好走が目立っているのでしょう。

さらにもう1点、押さえておきたいポイントがあります。前走での「上がり順位」です。

▼前走上がり順位別成績(過去10年)
上がり1~3位 [4-4-4- 26]複勝率31.5%
上がり4位以下[6-6-6-103]複勝率14.8%

ダービー卿CTは基本的に差し馬が優勢で、4角後方からの追い込みが決まるケースも珍しくありません。前走3勝クラス(当時1600万下)から勝ち上がってきた15年1着のモーリス、21年1着のテルツェットも前走でメンバー1位の上がりをマークしていたように、前走しっかりと末脚を使えていた馬に注目です。

今年の出走馬で、この2点をどちらも満たしているのがレッドモンレーヴ。前走は「3勝クラス」の節分Sを「メンバー1位の上がり」33秒1で突き抜けて快勝。

中山芝1600mでの勝ち星もあり、コース実績も問題なし。勢いそのままに重賞制覇の可能性も十分に見込めそうです!