【宝塚記念】前回よりも条件好転!元JRAジョッキーが選ぶ逆襲の予感が漂う1頭

悲願のG1タイトル奪取を目指すディープボンド

悲願のG1タイトル奪取を目指すディープボンド


人気落ちの瞬間を狙え!

人気落ちの瞬間を狙え!元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、宝塚記念(G1、阪神芝2200m)で「前走不完全燃焼で負けた馬」を中心に狙い馬をチョイスします。

今春のG1も推奨馬が激走ラッシュ!ヴィクトリアマイルでは『連軸候補リベンジャー』として取り上げたソングラインが4番人気で1着、オークスでもハーパーが2着に好走しました。

今回も巻き返しが期待できる1頭を紹介します!

【連軸候補リベンジャー】 ディープボンド(前走天皇賞・春 5番人気2着)

ついこの前春のG1シーズンが始まったと思ったらもうラストなんて、時間が経つのは早いな~(笑)。イクイノックスをはじめ豪華メンバーが揃う一戦、ビシッと決めて春競馬を気持ち良く締めくくりたいね。

というわけで、ここはディープボンドを連軸候補リベンジャーに指名する。阪神巧者で、去年の宝塚でも3着デアリングタクトと僅差の4着にきている点を評価したい。タフな条件で持ち味が生きるタイプなんじゃないかな。

主戦の和田竜騎手とのコンビも心強い。和田竜騎手は宝塚を2勝しているけど、やっぱりオペラオーとのコンビが印象的だった。確か僕は函館出張に行っているときで、テレビで見ながら「若いのにプレッシャーがかかるなか大したもんだ」と思った記憶がある。ベテランとなった今年も大仕事をしてもらいたいな。

【穴候補リベンジャー】 ブレークアップ(前走天皇賞・春 7番人気4着)

去年の今頃は3勝クラスだったけど、昨秋アルゼンチン共和国杯を勝ち今年も強豪相手に見どころのある走りをしているように、馬が力を付けてきていると思う。長距離に対応出来るスタミナがあって終いも良い脚を使えるので、トリッキーな阪神2200mでちょっと面白そうだ。馬券圏内の一角に食い込んでもらいたいね。

(元JRA騎手)