【レパードS】指揮官が語る初ダートとなるパクスオトマニカの勝算は…

初めてのダート戦となるパクスオトマニカ

初めてのダート戦となるパクスオトマニカ


■レパードS
パクスオトマニカ
久保田貴士調教師

——前走の日本ダービー、レースを振り返っていただけますか。

久保田調教師(以下、久):上手いことマイペースに落として直線に向けましたが、最後は距離なのかパッタリ止まってしまったという感じでした。

——レース直後の馬の様子と中間の過ごし方を教えてください。

久:頑張って走った割に、そこまでガクッときた感じはありませんでした。レース後は近くの牧場へ放牧に出して、馬の状態を見ながら乗り込みを進めてきました。

——今回は初めてのダート挑戦になりますが、次走にレパードステークスを選んだ意図は。

久:芝で切れるタイプではないので、1回ダートを試してみたいという考えは元々ありました。これまでは思いのほか芝で好成績をあげてくれてダービーまで駒を進めることが出来ましたが、今後秋シーズンどうしようかと考えたときにこの辺りでダートにチャレンジしようかな、と。

初ダートでいきなり古馬のオープン馬と戦うよりは3歳限定重賞で試した方が良いのではないかと思いましたし、距離1800もちょうど良かったのでここを使うことにしました。

——現時点で、先生としてはダート適性についてどのようにお考えですか。

久:正直やってみないと分からないところはありますが、これまでのように好位からの競馬が出来ればダートでも面白いのではないかと思っています。

——7/26(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

久:馬に気を入れたいなと思って、ジョッキーを乗せてしっかりめにやりました。元々追い切りで目立つ動きをするタイプではありませんし、最後までしっかり動かせていたのであれで十分だと思います。

——最後にレースへ向けて意気込みをお願いします。

久:3歳世代では上位の力があると思っていますし、ダートでもその力を見せてもらいたいですね。今後のレース選択肢が広がる競馬をしてくれれば、と思います。