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【2歳馬情報】三冠牝馬の息子が東京で注目の初陣!
2023/11/6(月)
今週から年末まで毎週G1が続く。秋が深まる中、秋競馬はクライマックスを迎える中で、今週は三冠牝馬の息子や、2歳王者の妹など良血馬がスタンバイ。厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介していく。
◆11月11日
●東京芝1800m
ワイマング(牡、アルアイン×レディオブヴェニス、栗東・池江厩舎)
半兄アクションスター(毎日杯2着)、ヴェネト(5勝)、レインフロムヘヴン(4勝)。1週前調教(以降も調教は、主に1週前のもの)はCW6F82秒4-11秒7。「大柄で見栄えのする好馬体。抜群に切れるというよりは、父同様にパワフルなスピード持続型か。稽古の動きは優に水準値を超える」と記者の話。鞍上はモレイラ騎手。
サツキノジョウ(牝、レイデオロ×マルシアーノ、美浦・武井厩舎)
母は3勝。半姉エリカヴィータ(フローラS勝ち馬)、おじキンシャサノキセキ(高松宮記念2勝)。セレクトセール1億120万円(税込)。ウッド6F81秒3-12秒2の好タイムをマークし、デビュー勝ちへ向け前進している。
バードウォッチャー(牡、ブラックタイド×アパパネ、美浦・国枝厩舎)
母はG1を5勝。半姉アカイトリノムスメ(秋華賞勝ち馬)、半兄ジナンボー(新潟記念2着2回)、ラインベック(重賞3着2回)。ウッド6F82秒6-12秒1と、時計は水準レベルをクリアしている。鞍上はルメール騎手。
ルージュグレイシア(牝、ドゥラメンテ×ドライヴンスノー、美浦・高柳瑞厩舎)
半姉ルージュスティリア(中京記念2着)。調教はウッド6F84秒0-12秒1をマークしている。鞍上は横山武騎手。
●東京芝1600m(牝馬限定)
アルセナール(牝、エピファネイア×サンブルミューズ、美浦・木村厩舎)
母は芙蓉S1着。半姉ナミュール(重賞2勝、秋華賞2着)、ラヴェル(アルテミスS勝ち馬)、半兄ヴェスターヴァルト(ファルコンS3着)。調教はウッド6F82秒4-12秒4。
「馬なり中心の調整だけど、その気になれば楽々時計は出そうな手応え。この血統らしく距離はマイル前後かな」と記者の話。鞍上はルメール騎手。
ダイタジェネシス(牝、ドゥラメンテ×イシス、美浦・中川厩舎)
全姉ドゥーラ(重賞2勝、オークス3着)。調教はウッド6F85秒2-12秒0。6Fでは遅く感じるが、5Fは66秒5と速めの時計が出ている。
パロサント(牝、ロードカナロア×パララサルー、美浦・国枝厩舎)
母はオープン特別を2勝。おじタンタアレグリア(アメリカJCC勝ち馬)。1週前はウッド6F83秒7-12秒3。2週前には坂路52秒9をマークしている。鞍上は三浦騎手。
●京都芝1800m
ログラール(牡、モーリス×ディアデラマドレ、栗東・松永幹厩舎)
母は重賞3勝。半姉クラヴェル(エリザベス女王杯3着)、おじドレッドノータス(重賞2勝)。調教はCW6F81秒4-12秒2の好タイムが出ている。
「1週前はウッドチップで長めから実戦並の追い切り。古馬を大きく追走する形で、最後まで脚色は衰えることなくフィニッシュ。この血統らしい気持ちの強さも伺える」と記者の話。鞍上はマーカンド騎手。
●京都芝1600m
クイーンズウォーク(牝、キズナ×ウェイヴェルアベニュー、栗東・中内田厩舎)
半兄グレナディアガーズ(朝日杯FS勝ち馬)。夏にデビュー予定も態勢が整わず延期。立て直した効果もあり、調教は6F84秒5、2Fは11秒5-11秒2と、終いがかかった夏季とは段違いの時計をマーク。活躍した兄同様、早くからの活躍を望める。鞍上は川田騎手。なお同日の芝1800m戦に出走の可能性もある。
ローガンパス(牡、サトノアラジン×トレジャーステイト、栗東・奥村豊厩舎)
半兄ピースオブエイト(毎日杯勝ち馬)。2週連続CW6F87秒台、5F70~71秒台と遅めだが、終いはしっかり脚を伸ばし、2週前は1F11秒2の速い時計を出している。鞍上はムーア騎手。
ルージュリリカル(牝、エピファネイア×レッドセシリア、栗東・杉山晴厩舎)
母は阪神JF3着。おじレッドセインツ(新潟2歳S3着)。CW6F82秒0-11秒4と、全体、終いともに好時計が出ている。鞍上は岩田望騎手。
●福島芝2000m
グランレーヴシチー(牡、シュヴァルグラン×ホワイトヴェール、美浦・栗田厩舎)
半兄チェスナットコート(日経賞2着)。ウッドで追われ、6Fは84秒1だが、5Fでは64秒6の好時計をマークしている。
ホウオウダイアン(牝、ブリックスアンドモルタル×レーヌドブリエ、美浦・高柳瑞厩舎)
半兄アヴニールドブリエ(2勝)。祖母メジロドーベル(G1を5勝)。ウッド6F82秒9-11秒7と水準をクリアする時計が出ている。
クラッシファイド(牡、リアルスティール×シークレットスパイス、美浦・黒岩厩舎)
母は北米G1勝ち馬。1週前はウッド6F83秒4-12秒0、2週前はウッド6F82秒4と速めの時計が出ている。
リアルビギニング(牡、リアルスティール×ゴジップガール、美浦・牧厩舎)
母は米G1勝ち馬。半兄チャックネイト(4勝)、半姉サトノディード(4勝)。調教はウッド6F85秒1-12秒1をマークしている。鞍上は佐々木騎手。
◆11月12日
●東京芝1600m
ノーブルロジャー(牡、Palace Malice×Noble Ready、栗東・吉岡厩舎)
おじWestern Aristocrat(米G1勝ち馬)。元々動きも目立っていたようだが、11月4日のCWでは6F81秒7-11秒5の好時計をマークし、評価は更に上昇している。鞍上は石川騎手。
ワオン(牡、ジャスタウェイ×サトノアイビス、美浦・武藤厩舎)
おじカイザーバローズ(4勝)、おばグランスラムアスク(4勝)。1週前はウッド6F86秒3-11秒5と上り1Fは上々、2週前はウッド6F81秒7の好タイムを出している。
●東京ダート1300m
フクノパピヨン(牝、アジアエクスプレス×マトゥリアルカ、美浦・堀内厩舎)
半兄ケンシンコウ(レパードS勝ち馬)。調教はウッド6F83秒9-11秒9、5Fは66秒3と上々の時計が出ている。
●京都芝2000m
アドミラルシップ(牡、ゴールドシップ×ヴィーヴァブーケ、美浦・相沢厩舎)
半姉ライラック(フェアリーS勝ち馬、エリザベス女王杯2着)、半兄ブラックホール(札幌2歳S勝ち馬)。ウッド6F82秒6-11秒6で、2週前の時計も速く、仕上がりは良さそうだ。
●京都ダート1400m
ペイシャスペシャル(牡、マクフィ×ペイシャフェリス、栗東・角田厩舎)
母はオープン特別2勝。おばペイシャフェリシタ(キーンランドC3着)。1週前は坂路53秒0-12秒3、2週前は坂路52秒9-12秒6と水準レベルの時計は出ている。
◆2歳馬新規入厩
タッチアンドムーヴ(牡、ハービンジャー×タッチザピーク、美浦・栗田厩舎)
母は紅梅S1着。半兄ピークトラム(中京記念2着)、ベストタッチダウン(太秦S1着)
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