【エリザベス女王杯】能力は現役牝馬トップクラス!元JRAジョッキーが選ぶ逆襲の予感が漂う1頭

昨年阪神開催のこのレースで2着と侮れないライラック

昨年阪神開催のこのレースで2着と侮れないライラック


人気落ちの瞬間を狙え!

人気落ちの瞬間を狙え!元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、エリザベス女王杯(G1、京都芝2200m)で「前走不完全燃焼で負けた馬」を中心に狙い馬をチョイス。今回も巻き返しが期待できる馬を紹介します!

【連軸候補リベンジャー】 ブレイディヴェーグ(前走ローズS 1番人気2着)

エリザベス女王杯は、3歳馬と古馬の対決が見どころのひとつ。当然斤量差や世代レベルを考慮して、3歳馬ブレイディヴェーグを指名します!

1番人気の支持を受けた前走は、スタートがもうひとつで後方からの競馬に。最後はメンバー最速の上がりで差を詰めたけど、マスクトディーヴァがレコード勝ちのパフォーマンスを見せたこともあり2着までが精一杯だった。しかし世代上位の能力は証明出来たんじゃないかな。

秋華賞をパスして放牧を挟み、中間は栗東滞在で調整。追い切りでも好時計をマークして仕上がりは万全と言える。菊花賞、天皇賞とG1連勝中のルメール騎手が3連勝を決めるか注目だね。

【穴候補リベンジャー】 ライラック(前走府中牝馬S 10番人気3着)

昨年はウインマリリンと共に2着同着。3歳時に牝馬トップクラスの戦いのなか、2着に食い込んだ実力は高く評価できる。

その後成績が振るわなかったものの前走では復活の兆しが見え、この中間の追い切りを見ても好調をキープできているようだ。今年は舞台が阪神から京都に戻るが、リピーターとして好走の魅力十分だよ。

(元JRA騎手)