【大阪杯】昨年は10番人気馬が激走!「桃鉄ワールド」サイン馬券から浮上した逆転候補

皐月賞馬の意地を見せたいジオグリフ

皐月賞馬の意地を見せたいジオグリフ


競馬における予想理論の中でも異色の存在が「サイン馬券」。その時々の世相をあらわす馬名や象徴的なワードを持つ馬が好走することが少なくありません。

具体例を挙げれば、ちょうど1年前は水卜麻美アナウンサー結婚発表を受けて、同週の中山10R伏竜Sを“ミト”ノオーが快勝。翌週日曜に行われた大阪杯では、当コーナーで取り上げた母エピック“ラヴ”のダノンザキッド(10人気)が3着に激走したのをご存知でしたか?

今年の大阪杯(G1、阪神芝2000m)も、サイン馬券から衝撃の逆転候補が浮上!

3月30(土)、Yahoo!などのネットニュースで

「春休みの宿題は『桃鉄』を10年以上プレイ」“教育版”も存在、全国7000校以上が導入するスーパー学校教材に

という興味深い記事が配信されました。

桃太郎電鉄(通称:桃鉄)は、日本中を電車で移動しながら各地の名物や特産品などの物件を購入。最終的に獲得した資産の多さを競う、ボードゲーム形式の国民的人気テレビゲームです。

現在は国内だけに留まらず、最新作の「桃太郎電鉄ワールド」では、世界に舞台を広げて展開。国や都市ごとの物件やイベントにより地理・歴史が学べるということで、SNS上で大きな話題となっています。

ここで「何の話?」と早合点は禁物。JRAと桃鉄は2021年に製作元KONAMI全面監修により、『桃太郎電鉄ダービー』というコラボサイトを公開!

プレイヤーが馬主となり、目的地となる全国各地のJRA競馬場でレースに参加。競走馬を育成しながら最終目的地である東京競馬場で、日本ダービー優勝を目指すゲームを作成していたのをご存知でしょうか?

もちろんゲーム内には阪神競馬場も登場。桃鉄に注目が集まった翌日に開催される大阪杯でも、桃鉄サイン馬券が炸裂するに違いありません!

そこで今回は最新作「桃鉄ワールド」より、ゲーム内に登場する国や都市、イベントを徹底調査。3頭の激走候補が浮上しました。

1頭目は馬名意味が「イギリスの風景式庭園」のローシャムパーク。桃鉄ワールドのロンドン駅には「キューガーデンズ」という物件がありますね。

2頭目はジオグリフ。馬名意味「地上絵」は母の母ナスカから連想したものと推測され、桃鉄ワールドのリマ駅にも「地上絵観光ツアー」があるだけに有力候補でしょう。

3頭目はリカンカブールです。馬名意味が「チリとボリビアの国境にある山の名前」とあり、アンデス山脈に連なる火山が由来。

そして桃鉄ワールドではチリのサンディアゴ駅の物件を独占すると、歴史ヒーロー「サン・マルティン」が登場。彼は「チリ・ボリビア両国の独立に大きく関わった人物」と紹介され、「アンデス山脈越え」という特殊効果を持ちます。

前走で東の中「山」金杯を勝利したリカンカブールが、続いて西の大「坂」杯をも越えていく……そんな世紀の「山脈越え」があっても驚けませんよ!