【中山グランドJ】舞い戻ってきた色男!昨年王者イロゴトシが連覇V

中山グランドジャンプ連覇を果たしたイロゴトシ

中山グランドジャンプ連覇を果たしたイロゴトシ


4月13日(土)、3回中山7日目11Rで第26回中山グランドジャンプ(G1)(障4250m)が行なわれ、黒岩悠騎手騎乗の2番人気・イロゴトシ(牡7、栗東・牧田厩舎)が先手を主張したニシノデイジーを早々に交わして先頭に立つと、後続の追撃を振り切って優勝。勝ちタイムは4:47.2(良)。

2着には3馬身差で5番人気・ジューンベロシティ(牡6、栗東・武英厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・ニシノデイジー(牡8、美浦・高木登厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたマイネルグロン(牡6、美浦・青木厩舎)は6着に敗れた。

勝ったイロゴトシは昨年のG1中山グランドJを大差で優勝。熊本産馬として初のG1制覇を達成したことで一躍脚光を浴びた。その後はG2東京ハイJで6着に敗れるなど順調さを欠いたものの、今年は平地競争を挟んで再び栄光を掴んだこの舞台へ。持ち前のスタミナと粘り強さを武器に、再び主演男優の座に返り咲いた。

馬主は内田玄祥氏、生産者は熊本県の本田土寿氏。

  • イロゴトシ
  • (牡7、栗東・牧田厩舎)
  • 父:ヴァンセンヌ
  • 母:イロジカケ
  • 母父:クロフネ
  • 通算成績:31戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 24年中山GJ(G1)
  • 23年中山GJ(G1)

2着 ジューンベロシティ(森一馬騎手)
「競馬で乗せてもらうのは初めてでしたが、厩舎や今まで乗ったことのあるジョッキーに色々聞き、馬とも関係者ともコミュニケーションを取りまして、概ね理想通りの競馬が出来ました。今回に関しては昨年の覇者でもあるイロゴトシが強かった。これからもっと良くなると思います」

3着 ニシノデイジー(五十嵐雄祐騎手)
「スタートが決まって、道中もリズムよく、障害飛越もミスなく外回りコースまで行けました。馬のスピードに任せて、これは良いところがあるぞという手応えがありましたが、最後の外回りの飛越でロスがあって、そこで勢いを失ったのが最後まで響いてしまいました。ただ馬の力は出し切って、悔いのない競馬が出来ました。まだまだ頑張ってくれると思います」

6着 マイネルグロン(石神深一騎手)
「元々スタートは速い方ではありませんが、このくらいのペースならいつもかかっていくのに、それがなかったです。大竹柵を飛んでからは余裕がなく、終始追っ付け通しでした。最終障害で脚を痛めたようです。戻って来られるケガだったらいいのですが……」

イロゴトシ
イロゴトシ
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