【七夕賞】驚異の複勝率8割!「遅い梅雨入り」が味方する激アツの1頭

稍重の未勝利戦を圧勝したカレンルシェルブル

稍重の未勝利戦を圧勝したカレンルシェルブル


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

七夕賞(G3、福島芝2000m)の重賞ランキング、「血統部門」を発表します。

いよいよ7月に突入した夏競馬。毎年この時期に悩まされるのが不安定な天候ですが、今年は例年より梅雨明けが1週間以上遅れたとあってさらに予想は難解に。

そこで今回は、ランキング上位に入った馬たちの成績を「馬場状態」にフォーカスしてご紹介。ぜひ最後までご覧ください!

▼福島芝2000m種牡馬別成績

第1位 ハーツクライ [4- 3- 6-51]
勝率6.3% 複勝率20.3%

第2位 ディープインパクト[3- 5- 2-42]
勝率5.8% 複勝率19.2%

第3位 ハービンジャー [3- 2- 7-33]
勝率6.7% 複勝率26.7%

(※過去3年、レース参戦の種牡馬に限る)

第1位はハーツクライ。今回唯一の産駒となるボーンディスウェイも前走同舞台の福島民報杯で2着と適性を見せている1頭です。ただ産駒全体の傾向として、集計期間に挙げた4勝はすべて馬場状態「良」で残した成績であることには注意しなければなりません。

第2位はディープインパクト。こちらはさほど天候に左右されない成績を残していますが、こと七夕賞に限っては「良」開催で馬券になった産駒が多いようです。レッドラディエンスら3頭の取捨は慎重に行う必要があるでしょう。

注目の第3位はハービンジャー産駒で、中でもイチオシはカレンルシェルブル。昨年の福島民報杯1着をはじめ「稍重」での成績は[3-0-1-1]複勝率80%と大の得意としており、今週末に馬場が渋れば激アツ。激走の可能性が跳ね上がります!