トピックスTopics
【ローズS】今年は1頭だけ!2020年に出現した「単勝100倍超2着」級の可能性を秘めた大穴候補
2024/9/14(土)
レディーヴァリューに騎乗する永島まなみ騎手
例年の阪神芝1800mではなく、2年ぶりに中京開催となるローズステークス(G2、芝2000m)。
開催競馬場や距離が違えば狙える傾向も変化するもの。そこで中京芝2000mで行われた2020~22年における好走馬の調教パターンを調べたところ、驚きの事実が判明しました!
意外にも中京芝2000m時のローズSは、「坂路調整馬」が活躍。1~3着馬9頭のうち4頭が「1週前坂路→当週坂路」調整馬で、この中には20年に3連単11390倍の配当を演出したムジカ(14人気2着)のような大穴も含まれていたのは要チェックでしょう。
●22年
3着 エグランタイン(7人気)
→当週ラスト1F12秒0(強め)
●21年
1着 アンドヴァラナウト(4人気)
→当週ラスト1F12秒0(馬なり)
3着 アールドヴィーヴル(1人気)
→当週ラスト1F12秒0(馬なり)
●20年
2着 ムジカ(14人気)
→当週ラスト1F12秒6(馬なり)
基本的に芝の中距離戦はウッド調整馬の独壇場。特に近年はその傾向が強まっていて、坂路調教馬が輝くレースはスピードを生かせるスプリント戦か、長くてもマイル戦に限定されていました。
ところが中京開催のローズSでは事情が異なり、サンプルが3年とはいえ好走馬の約半数が該当。ちなみに20年3着オーマイダーリン(11人気)は当時連闘での出走のため好走馬に加えなかったものの、普段から坂路調教をメインに調整されていたことも見逃せません。
また芝2000m前後のレースでは坂路調整馬そのものが少なく、必然的に狙い馬を絞りやすいのもポイント。今年も例に漏れず中間坂路オンリーで調整されたのは、驚くべきことにレディーヴァリュー1頭しかいません。
レディーヴァリュー
→当週ラスト1F12秒6(馬なり)
今回は中4週で出走のためタイムは目立たないものの、先ほど紹介した20年2着ムジカも中3週での参戦でレース当週はラスト1ハロン12秒6(馬なり)。どちらも全体時計は4ハロン54秒台と酷似しており、坂路調整馬の活躍が目立つ中京ローズSだからこそ狙える大穴候補です!
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/10/11(金) 【南部杯】連覇へ!レモンポップはデキに不安なし!
- 2024/10/12(土) 【秋華賞】今年のキーワードは「7」!ミレニアム秋華賞より浮上した仰天サイン馬券
- 2024/10/11(金) 藤田菜七子騎手が引退
- 2024/10/11(金) 秋華賞はステレンボッシュに騎乗!リベンジへ課題は?【戸崎圭太コラム】
- 2024/10/11(金) 【秋華賞】ダイワスカーレットの再現!?名手アンカツが「桜花賞馬vsオークス馬」2強対決を斬る
- 2024/10/11(金) 何度も見せ場を作った先週末!変則3日間開催は12頭に騎乗!【永島まなみコラム】
- 2024/10/12(土) 【秋華賞】過去10年で9勝!「単勝50倍超え激走」の再現が期待できる魅惑の穴馬
- 2024/10/12(土) 【秋華賞】先週は推奨馬が快勝!毎日王冠シックスペンスの再現が期待できる激アツの1頭