競馬日和の3日間開催【柴田大知コラム】

【秋華賞2024】負けられない戦いのカギは末脚性能！牝馬三冠最終戦をジャッジ！

提供：重賞トレンドジャッジ
柴田大知

先週は初めて娘の写真を載せて話題に触れましたが、トレセンで調教に乘っていると沢山の皆さんに声をかけていただいて、正直なところ驚きました。競馬ラボのほうでも反響があったとお聞きして、自分も頑張らなければと身の引き締まる思いです。いつもコラムに目を通していただき、改めてありがとうございます。

この土曜は京都で12Rのベルウッドブラボーに騎乗します。前走は休み明けでも1200ｍに対応してよく頑張ってくれました。最後はしっかり脚を使えており、型通りの上積みが見込めます。一頭入魂と相まって力が入りますね。

日曜は東京で4鞍に騎乗します。1Rのメロンパンマニアは中間も乗せていただいていますが、気持ちが真面目な馬で順調。東京1800ｍは悪くなさそうなイメージです。2Rのオーガスタフラッグもここ2週の追い切りに乗せていただいており、芝ならダート向きという感触。ダート替わりの牝馬限定戦で良さを見せてほしいところ。

6Rのキタノチェロキーの前2走は最後までキッチリと走りきっています。今週の天気なら先週ほど時計は速くならないと思いますが、そのあたりの対応が課題になりそう。8Rのシグムンドは勝った後の追い切りも至極順調にきています。涼しくなったことでむしろ元気一杯。未勝利を快勝したコースでもあるので、昇級緒戦から目途を立ててほしい。

祝日開催の月曜も東京で6鞍に騎乗します。1Rのセンノアバドンの初戦は調教ほど走り切れなかったという印象。この中間は跨っていませんが、立て直した効果とダート替わりで前進に期待しています。

2Rのパトリオティズムは1200ｍに短縮した2戦目の内容が悪くなかったです。東京1400ｍは合うと思うので、もう一歩前進させてあげたい。5R(2歳新馬)のレペンテはゲート試験から続けて調教に乗せていただいています。バランスの難しさがありつつも、ひと追い毎に動きは良くなってきました。持っている力をレースに向けられればいい走りができるはず。

6Rのトルーマンテソーロは休み明けでフレッシュな時のほうが頑張れるタイプ。中間の追い切りも元気一杯なので、結果に繋げたいタイミングです。8Rのセキセイは未勝利馬なので強気なことは言えませんが、少しずつ良くなってきています。芝のマイル戦でキッカケを掴んであげたい。

今週火曜は当コラムではお馴染み、葉加瀬太郎さんのコンサートに行ってきました。自分は初めてのかつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールという場所でしたが、新しいアルバム中心の編成で距離も近くて最高でした。報じられているとおりの顔面麻痺でしゃべりにくそうでしたが、演奏には一切影響なく今回も素晴らしかった。やはり生で観ると迫力が違いますし、そういった意味で週末は天気も良さそうなので、是非とも3連休のどこかで競馬場に足を運んでいただければと思います。