【3歳馬情報】最終週の中山と中京に良血馬が集う！

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提供：アナタの知らない騎手の世界

2025年シーズンがスタートし、早くも中山、中京開催は最終週を迎える。最終週も東西で多くの良血馬、評判馬がデビューする。今回も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介していこう。

◆1月25日

●中山芝2000m

アールヴィヴァン(牡、ハービンジャー×グラマラスライフ、美浦・田中博厩舎)
母はJRA1勝、地方2勝。おじエクレアスパークル(6勝)。1週前の追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)はウッド6F80秒7－11秒7の好タイムをマーク。併せたレーベンスティールに遅れたが、アメリカJCC有力馬の胸を借りているあたりに期待の高さが感じられる。

ミッキーラサルダン(牝、サートゥルナーリア×ラサルダン、美浦・堀厩舎)
母はフランスG2勝ち馬。セレクトセール1億7600万円(税込)。1月11日の中山芝2000mを除外となり、ここへ回る予定。12月後半からウッド5F66～67秒台の時計を複数出しており、1週前もウッド5F67秒2－12秒4をマークしている。

ジャスティンアロー(牡、リオンディーズ×フラワーロック、栗東・吉岡厩舎)
兄ジャスティンロック(京都2歳S)。追い切りは、1週前は芝で5F68秒台、1月12日にはCWで6F81秒6－11秒9の時計が出ている。

ブルーマエストロ(牡、サートゥルナーリア×ローザフェリーチェ、美浦・黒岩厩舎)
母は1勝。おじローズキングダム(ジャパンCなど)。1月11日の中山芝2000m戦を除外となり、ここへ回る予定。1週前は坂路53秒4－12秒4、2週前にはウッド6F82秒0－11秒7の好時計が出ている。

クラウドプリーザー(牝、エピファネイア×アブソリュートレディ、美浦・菊沢厩舎)
兄アーティット(4勝)。追い切りはウッド6F82秒5－12秒1と全体時計は上々だ。鞍上は横山和騎手の予定。

●中山ダート1800m(牝馬限定)

マーキュリーダイム(牝 、Medaglia d’Oro×ラッキーダイム、美浦・武井厩舎)
おじMitole(ブリーダーズCスプリントなど)。ウッド6F82秒0－11秒7と武井厩舎らしく速めの時計が出ている。なお未勝利戦でデビューの可能性もある。鞍上はルメール騎手の予定。

●小倉芝2000m

ドーギッド(牝、オルフェーヴル×インフレキシビリティ、栗東・矢作厩舎)
母は北米G2で2着。追い切りはCW6F81秒5－11秒5。｢フットワークが大きくパワフルな走法。スピードも水準レベルにはあり、中距離でタフな力勝負が向きそうなタイプ｣と記者の話。鞍上は横山武厩舎の予定。

ファーングロット(牡、キズナ×カウアイレーン、栗東・上村厩舎)
母は5勝(クイーンS3着)。兄ステイフーリッシュ(ドバイゴールドCなど)、姉マラキナイア(現3勝、ローズS3着。※現役馬の成績は1月17日現在、以降同)、おじブラックホーク(安田記念など)、おばピンクカメオ(NHKマイルC)。1月19日の中京芝2000戦を除外となり、ここへ回る予定。1週前はCW6F85秒3－11秒6だが、2週前にはCW6F82秒2－11秒4と速い時計が出ている。

コーチェラバレー(牡、キズナ×キャンプロック、栗東・安田翔厩舎)
母はフランスG3勝ち馬。追い切りは6F81秒0－11秒5。｢1週前追い切りは古馬のオープン馬と併せて好タイム。終い1ハロンも速い上がりでまとめており、スピードの持続力あり｣と記者の話。鞍上は鮫島駿騎手の予定。

◆1月26日

●中京芝1600m

ピスタ(牡、ブリックスアンドモルタル×ブルーミングアレー、栗東・藤原英厩舎)
母は4勝(フローラS3着)。姉ランブリングアレー(中山牝馬Sなど)、おじスピルバーグ(天皇賞・秋)、トーセンラー(マイルCS)。1週前はCW6F81秒9－11秒7、12月31日にもCWで5Fから近い時計を出しており、デビュー戦から楽しみな一頭。

エアビッグマム(牝、ブリックスアンドモルタル×エアワンピース、栗東・笹田厩舎)
母は4勝。兄エアロロノア(6勝)、おじエアスピネル(富士Sなど)、エアウィンザー(チャレンジC)。1週前は坂路52秒4－12秒3、2週前も坂路52秒1－12秒4と好時計を連発ている。

クリフウォーク(牝、Kingman×イーヴンソー、栗東・池添厩舎)
母はアイリッシュオークス勝ち馬。 追い切りは坂路56秒3－12秒5 。｢除外(1月13日中京芝1600m、19日中山芝1600m)で出走は延びたが、その分しっかり乗り込めて稽古量は豊富。スピード型の前向きな性格で、初戦から力を出せそうなタイプ｣と記者の話。鞍上は北村友騎手の予定。

●小倉芝1200m

ルアスカリーン(牝、イスラボニータ×アンヴァル、栗東・藤岡厩舎)
母は4勝(CBC賞2着)。追い切りは坂路52秒5－13秒0と上がりはかかったが、全体時計は2週前から大きく詰めている。