【弥生賞】前走時とは一変!皐月賞の優先出走権を得るため「勝負仕上げ」を施された調教特注馬

京都2歳Sで3着があるクラウディアイ

京都2歳Sで3着があるクラウディアイ


前回の東京新聞杯では、「引退勝負仕上げ」を施された河内厩舎のウォーターリヒトが大外一気の差し切り!

今回は3歳牡馬クラシックの登竜門、弥生賞ディープインパクト記念(G2、中山芝2000m)で前走時から大変身が見込める『調教ビフォーアフター馬』を紹介します!


3月9日(日) 中山11R
クラウディアイ(牡3)
鮫島克駿騎手・橋口慎介厩舎

前走:ホープフルS5着
[栗東ウッド1週前(良)]
6F83秒7-1F11秒6(馬なり)

今回:弥生賞の中間調整
[栗東ウッド1週前(良)]
6F79秒7-1F11秒4(一杯)

注目は前走ホープフルS5着時と、2/26(水)弥生賞1週前追いのタイム差です。どちらも栗東ウッドの良馬場でジョッキー騎乗の併せ馬ながら、6ハロン80秒を切る好タイム。さらにラスト1ハロン11秒台前半でまとめるなど、別馬と見間違うほどの好タイムを叩き出しました。

補足としてクラウディアイは430キロ台と牡馬にしては小柄。さらに前走時は中4週で中山までの長距離輸送となるため、馬体減りを考慮して中間は終い重点の軽め調整で挑まざるを得ませんでした。それでも強豪相手に5着は地力の証明でしょう。

1勝クラスに在籍する同馬は賞金的に弥生賞で3着までに入らなければ、皐月賞参戦は厳しい状況。そんな背景もあって今回は勝負仕上げを施された印象で調教の動きから大きく馬体を減らすようなことが無ければ、前走以上のパフォーマンスは必至です!