【皐月賞】G1馬を破るマジック!ミュージアムマイルがクラシック1冠目を制覇!

鋭い末脚で他馬を圧倒したミュージアムマイル

鋭い末脚で他馬を圧倒したミュージアムマイル


4月20日(日)、3回中山8日目11Rで第85回皐月賞(G1)(芝2000m)が行なわれ、J.モレイラ騎手騎乗の3番人気・ミュージアムマイル(牡3、栗東・高柳大厩舎)が中団後方でレースを進め、4角で外に進出すると、ラスト200mから他馬を圧倒する末脚で差し切って優勝。勝ちタイムは1:57.0(良)。

2着には1馬身半差で1番人気・クロワデュノール(牡3、栗東・斉藤崇厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・マスカレードボール(牡3、美浦・手塚厩舎)が続いて入線した。

勝ったミュージアムマイルは昨年の朝日杯FSでは2着に好走した後、弥生賞では4着と敗れたものの、本番では断然一番人気のクロワデュノールを倒し見事クラシック1冠目を手にした。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム

1着 ミュージアムマイル(モレイラ騎手)
「G1で勝つことは難しいので嬉しい。パドックで乗った瞬間素晴らしいと感じた。力強く精神的にも落ち着いていて、これからまだまだ成長を見せると思う。正直最後の直線手前はバランスが崩れていたが、直線入ると瞬発力がすごかった。残り約150mで先頭立つも止まらずにいってゴールまで素晴らしい脚だった。本当に感謝しています。
(2週連続でのG1勝利について)本当に馬のおかげ。陰で支えてくれる人たちのおかげで勝利できました。皆さん本当にありがとうございました」

2着 クロワデュノール(北村友一騎手)
「支持してくれた中で勝てなかったのは申し訳ない。馬は100%の出来ではなかったが力を見せた。走る馬だと感じた。1〜2コーナーはベストポジションが取れたが、向正面まくった馬がいて窮屈になり、引っ張られる状況になった。競馬だから仕方ないが、凄い馬だと感じたのでまた頑張ってほしいです」

3着 マスカレードボール(横山武史騎手)
「スタートは一息でポジションは取れなかったが、終いは目を見張る脚を見せてくれた。中山は得意ではないが能力だけで来てくれたので、日本ダービーが楽しみです」

4着 ジョバンニ(松山弘平騎手)
「返し馬から前走より良くなっていると感じた。スタートよく人気馬の後ろのポジションでしっかり折り合う良い競馬ができた。向正面で挟まれる不利がありポジションが下がってしまったことが悔やまれる。トモの接触などもあってバランスを崩したが最後は追い込んだ。力があるからこそ悔やまれます」

5着 サトノシャイニング(西村淳也騎手)
「外枠のせいにはしたくないけど、1コーナーや向正面で他の馬との接触があり、落ち着くとエキサイトする終始ストレスの溜まる競馬だった。最後の直線は勝負しにいっていましたね」

  • ミュージアムマイル
  • (牡3、栗東・高柳大厩舎)
  • 父:リオンディーズ
  • 母:ミュージアムヒル
  • 母父:ハーツクライ
  • 通算成績:6戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 25年皐月賞(G1)

ミュージアムマイル
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