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【安田記念】世代交代へ!ソウルラッシュを脅かす「最強4歳世代」注目の1頭
2025/6/8(日)

好成績を残している4歳馬の代表格シックスペンス
今年の4歳馬はレベルが高いと言われている世代。直近で活躍している4歳馬を挙げると、ヴィクトリアマイルを優勝したアスコリピチェーノ、2着のクイーンズウォーク。天皇賞・春で優勝したヘデントールから3着まで全て4歳馬と、大レースで活躍馬を多数輩出しています。
安田記念(G1、東京芝1600m)には4歳馬が5頭出走しますが、このレースは4歳馬が好成績を残していることはご存知でしょうか?
3歳 [0-0-1- 3] 複勝率25%
4歳 [5-3-2-30] 〃 25%
5歳 [2-5-3-39] 〃 20.4%
6歳 [3-1-3-35] 〃 16.7%
7歳 [0-1-1-16] 〃 11.1%
8歳 [0-0-0- 8] 〃 0%
22年 ソングライン [10-10] 32.9秒(全体5位タイ)
20年 グランアレグリア [8-7] 33.7秒(全体1位タイ)
19年 インディチャンプ [4-5] 32.9秒(全体5位タイ)
18年 モズアスコット [11-12] 33.3秒(全体1位タイ)
15年 モーリス [3-3] 34.5秒(全体10位タイ)
過去10年で最も勝ち星を挙げているのが4歳馬となっており、5歳馬も連対こそするものの、やや勝ち味に遅い印象です。
また勝ち馬は必ずしもメンバー上位の決め手では無かったことも注目。22年1着ソングラインは上がり5位タイ、15年モーリスにいたっては上がり10位タイでした。
それを象徴しているのが19年に優勝したインディチャンプです。4、5番手でレースを進め、直線外に進路を見つけ、先行するアエロリットを交わしつつ追い込んでくる3着アーモンドアイを振り切って勝利しました。
このように、自身も末脚が使えるタイプでありつつも、前目のポジションでレースを進められる4歳馬という条件から浮かび上がったのがシックスペンスです。
昨年のダービー後に約4か月休養、休み明けで臨んだ毎日王冠でいきなり古馬を破る活躍ぶり。その後、爪の状態が悪化したため再び休養となりましたが、今年初戦の中山記念ではレコードタイムを0秒1更新する走りでポテンシャルの高さを証明済みです。
今回出走するメンバーの内、逃げ馬はおらず先行馬も少ないため、そこまで速い流れにはならないと踏んでいます。スローペースでレースが展開されるようであれば、毎日王冠で見せたような走りで勝ち切ることが出来るのではないかと考えました。
前走の大阪杯では速い流れに戸惑ったのか脚が溜らず7着敗退も、管理する国枝調教師のコメントを見る限り、調子の面で特に問題はないようです。鞍上も4戦4勝と手の内を知り尽くすC.ルメール騎手に乗り替わる点もプラス要素で、世代交代を告げるマイル王の誕生なるか注目です!
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