【ラジオNIKKEI賞】今年も「神枠」継続中!開幕週の福島で最強枠を引き当てた激アツの1頭

絶好枠で好走を見せた昨年2着のシリウスコルト

絶好枠で好走を見せた昨年2着のシリウスコルト


G1週にメルマガで限定公開している「枠順特注馬」が攻略レポートに登場。ラジオNIKKEI賞(G3、福島芝1800m)で枠順から狙える注目の1頭を紹介します!

まさに夏競馬の始まりを告げる同重賞。春は間に合わずとも、ここから頭角を現す3歳馬も少なくないため、秋のレースを予想する上で見逃せない1戦でしょう。

昨年、4番人気2着シリウスコルトを取り上げた『好走待ったなし!穴馬連発の「最強枠」を引き当てた激アツの1頭』の記事でも紹介したとおり、このレースは何といっても「1枠」が有利な重賞です。

▼ラジオNIKKEI賞 1枠成績(過去10年)
1枠 [3-2-2-8] 複勝率46.7%


▼1枠から好走した主な逃げ先行馬と4角位置
24年 2着 シリウスコルト(4人気)
→4コーナー3番手

20年 1着 バビット(8人気)
→4コーナー1番手

19年 2着 マイネルサーパス(9人気)
→4コーナー3番手

夏競馬の舞台となるローカル競馬場は、そのほとんどが直線の短い小回りコースで行われます。その中でも福島競馬場の直線距離は292mしかありません。

ましてやラジオNIKKEI賞の舞台は前が止まらない開幕週。ある程度前目のポジションでレースを進める必要があります。

これまで1枠で好走した馬のうち、19年マイネルサーパスは絶好枠を生かした先行策で2着に粘り込み。また、昨年2着に入ったシリウスコルトは道中こそ中団で待機していましたが、残り600mから内ラチ沿いの経済コースをロスなく立ち回り、3番手まで押し上げました。

基本的には先行することが小回りコースの鉄則かと思われますが、シリウスコルトのように最初から前に行かずとも結果を残すケースもあります。いずれにせよ、ロスのない経済コースを通れる1枠に入った馬は要チェックの存在となります。

そして今回、1枠に入ったのはエキサイトバイオ。これまで6戦を走り、特に直近3走は全て先行する競馬をしています。それ以外にも強調材料として以下のポイントが挙げられます。

・ハンデは比較的軽い53キロ
・過去のレースでは外枠を引くことが多かったが今回は有利な最内枠
・ゲートの出が良い

上記の点を踏まえると、場合によっては4コーナー先頭に近い形でレースを進める可能性も?

20年は1枠1番から先手を主張した8番人気バビットが5馬身差の圧勝。後にドバイターフ、サウジCなどを大逃げで制した当時2着パンサラッサの、お株を奪う逃走劇を演じました。

「神枠」と「先行力」、そして「軽ハンデ」と好走条件が揃ったエキサイトバイオは、まさに『枠順特注馬』の名にふさわしい存在。1勝馬とはいえ侮りは禁物、馬券を抑えておく価値が十分にある1頭です!