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【2歳馬情報】世界最強馬イクイノックスの全妹など良血馬がデビュー!
2025/10/6(月)
先月に引き続き、今週末は3日間開催となる。土曜日には2歳重賞のサウジアラビアRCが行われるが、一方でこれからの活躍を目指す素質馬たちがデビューを果たす。今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が素質馬を紹介していこう。
◆10月11日
●東京芝1600m
ボニープリンス(牡、レイデオロ×ルージュバック、美浦・大竹厩舎)
母は6勝(毎日王冠など)。兄フレーヴァード(現3勝)、おじポタジェ(大阪杯)。1週前の追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)はウッド6F80秒5-11秒2と全体、終いともに優秀な時計をマークしている。鞍上はルメール騎手の予定。
●東京ダート1600m
アドマイヤウルトラ(牡、リオンディーズ×アドマイヤシーマ、美浦・宮田厩舎)
母は3勝。兄アドマイヤハレー(4勝)、おじイモータル(共同通信杯2着)。追い切りはウッド5F65秒7-11秒6の好時計が出ている。
●東京ダート1400m
スーホ(牡、モーリス×マーブルケーキ、美浦・上原祐厩舎)
母は3勝。姉ルージュエクレール(4勝)、近親ソダシ(桜花賞など)、ママコチャ(現7勝、スプリンターズSなど)。1週前はウッド5F70秒4-12秒4と軽めだが、2週前はウッド5F66秒9-11秒7の時計が出ている。
カーマインジュエル(牝、ドレフォン×ダイアナブライト、美浦・尾関厩舎)
母は5勝(クイーン賞)、おじサトノグランツ(現4勝、神戸新聞杯など)。ウッド6F82秒8-12秒0の時計が出ている。
●京都芝1400m(牝馬限定)
アゲンストオッズ(牝、キタサンブラック×ワンスインナムーン、栗東・大久保厩舎)
母は7勝(スプリンターズS3着)。兄ステークホルダー(現4勝)。追い切りはCW6F81秒9-10秒9と特に終いの時計は出色。時計の出る大久保厩舎を考慮しても、このタイムは評価したい。
エピッククイーン(牝、エピファネイア×コスモポリタンクイーン、栗東・中内田厩舎)
兄スターウェーブ(現2勝)。追い切りはCW5F70秒6-11秒1と終いの時計が目立っている。鞍上は川田騎手の予定。
グランビスタ(牝、ドレフォン×ブエナビスタ、栗東・池添厩舎)
母は9勝(ジャパンCなど)。姉ソシアルクラブ、タンタラス(ともに4勝)。追い切りはCW5F70秒6-11秒4。2週前に続き、終い重点の内容で進めている。鞍上は吉村騎手の予定。
◆10月12日
●東京芝2000m
イクシード(牝、キタサンブラック×シャトーブランシュ、美浦・木村厩舎)
兄イクイノックス(ジャパンCなど)、姉ヴァイスメテオール(ラジオNIKKEI賞)。追い切りはウッド6F81秒2-12秒1。「480キロ前後と牝馬にしては馬格も十分。皮膚感が薄く、この血統らしい芝向きの軽さがある。稽古は馬なり中心で軽めだが、その気になれば楽々と好時計が出そう」と記者の話。鞍上はルメール騎手の予定。
●東京ダート1300m
ガイストライヒ(牡、マクフィ×カラフルブラッサム、栗東・高柳大厩舎)
母は3勝。兄コスタノヴァ(現7勝、フェブラリーSなど)、ファイアンクランツ(現1勝、青葉賞2着)。追い切りはCW6F81秒8-11秒8の時計が出ている。鞍上はルメール騎手の予定。
●京都芝2000m
ワンダフルボンド(牡、キズナ×ワンダーオブリップス、栗東・友道厩舎)
兄サトノシュトラーセ(現2勝、京都2歳S3着)。追い切りはCW6F83秒6-11秒0。特に終いの2F11秒4-11秒0は評価したい。鞍上は川田騎手の予定。
ボンボンベイビー(牡、コントレイル×バイバイベイビー、栗東・矢作厩舎)
母はGⅠイギリスオークス3着。CW6F84秒2-11秒6の時計が出ている。『セレクトセールで3億3000万円の高値がついた期待馬。初めて本格的に追われた1週前の動きも良く、ポテンシャルは高い。父以上にガチっとした馬体でパワーも兼備』と記者の話は。鞍上は坂井騎手の予定。
ショウナンバンライ(牡、オルフェーヴル×シュガーショック、栗東・松下厩舎)
兄エコロブルーム(現2勝、ニュージーランドT)、ラーゴム(きさらぎ賞)。函館に入厩していた頃は目立たなかったが、夏を超えて変わり身が見られ、時計はCW6F83秒2-11秒3。特に終いの2F22秒3は好評価。
シュプリームレルム(牡、エピファネイア×ドバウィハイツ、栗東・高野厩舎)
姉リバティハイツ(フィリーズレビュー)、兄キングズパレス(現4勝、七夕賞2着)。追い切りは坂路54秒9-12秒1。高野厩舎なら12秒1が出ていれば十分だ。鞍上は西村淳騎手の予定。
◆10月13日
●東京芝1800m
アラクラン(牡、リアルスティール×セルキス、美浦・田村厩舎)
兄ヴェロックス(皐月賞2着)、ホウオウプロサンゲ(現4勝)。追い切りはウッド6F82秒0-11秒5。「兄も立派な好馬体だったが、こちらも筋肉量が目立つパワフルなシルエット。入厩後の稽古本数は少ないものの、それでいて好時計をマークするあたり、脚力は相当なモノがある」と記者の話。鞍上は横山武騎手の予定。なお前日の芝2000m戦に出走の可能性もある。
●東京芝1600m(牝馬限定)
バルボアパーク(牝、サートゥルナーリア×ファイネストシティ、美浦・田中博厩舎)
母は北米GⅠ勝ち馬。追い切りはウッド6F81秒7-11秒9の時計が出ている。鞍上はルメール騎手の予定。
●京都芝1800m
セヴェロ(牡、サトノダイヤモンド×クインアマランサス、栗東・池江厩舎)
母は3勝。兄クレーキング(現2勝、東京ダービー2着)、おじホウオウアマゾン(アーリントンC)。10月5日のレースを予定も、更に良化を求めて1週伸ばし、このレースでデビュー予定。追い切りはCW6F82秒0-11秒1の好タイムをマークしている。鞍上は菅原明騎手の予定。
ノンブルドール(牡、レイデオロ×オーロトラジェ、栗東・西園翔厩舎)
兄ショウヘイ(現2勝、京都新聞杯)、おばミッキークイーン(オークスなど)。追い切りはCW6F81秒4-11秒8と全体時計は評価できる。鞍上は戸崎騎手の予定。
タイムレスフレアー(牡、ポエティックフレア×タイムトラベリング、栗東・橋口厩舎)
母は1勝。兄タイムフライヤー(ホープフルSなど)、おじタイムパラドックス(JBCクラシックなど)。CW6F82秒0-11秒5の好時計をマークしている。鞍上は岩田望騎手の予定。
●京都芝1600m
バルセシート(牡、キズナ×マラコスタムブラダ、栗東・松下厩舎)
姉レシステンシア(阪神JFなど)、兄グラティアス(京成杯)。追い切りはCW6F69秒0-11秒7。鞍上は北村友騎手の予定。
◆新規入厩
アースアクシス(牝、ドレフォン×クロノロジスト、美浦・栗田厩舎)
姉クロノジェネシス(有馬記念など)、ノームコア(香港Cなど)
※現役馬の成績は10月3日現在
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