トピックスTopics
【秋華賞】異色ローテの結末!?樫の女王に逆らうのは…
2025/10/18(土)

オークスに続き2冠を達成したミッキークイーン
今年で節目の30回目を数える牝馬3冠の最終章・秋華賞(G1、京都芝2000m)。
京都芝内回りの2000mといえば、直線が短く、トリッキーなコースとして知られ、ましてや18頭のフルゲートとなると、3コーナーから4コーナー、そして直線入口にかけての駆け引きは激化します。
そんな秋華賞ですが、オークス馬が圧巻の強さを見せる傾向にあります。
24年1着 チェルヴィニア
23年1着 リバティアイランド
22年3着 スターズオンアース
21年13着 ユーバーレーベン
20年1着 デアリングタクト
ご覧の通り、オークス馬は過去5年[3-0-1-1]で、目下2連勝中。唯一、着外に敗れた21年のユーバーレーベンは、オークス後に脚部不安を発症しており、状態面の不安があったため度外視できるでしょう。
22年のスターズオンアースは展開に泣いて3着。それでも能力の高さを示す走りで、『敗れてなお強し』を印象づけました。
では、今年のオークス馬カムニャックはどうでしょうか。
秋初戦のローズSでは、大きな不利を克服して好タイムでの快勝。反動が心配されましたが、レース後も順調に調整されており、状態面の不安はありません。
また、近年はオークスからトライアルを使わずに直行するローテーションが主流となっていますが、カムニャックはローズSを経由しての参戦となります。
過去10年でこのパターンに該当するのは15年のミッキークイーンただ1頭のみと心配になるデータですが、そのミッキークイーンは前哨戦こそ2着だったものの、本番ではきっちり巻き返してオークスとの2冠を達成。カムニャックにとっては心強い前例と言えます。
怖いのはスターズオンアースが敗れた22年のパターンですが、幸いにも8枠17番に入り、名手・川田将雅騎手であれば、モマれることは考えづらく、理想の競馬ができるはず。
連軸の中心は、やはりカムニャックから。これが最も確度の高い「本筋」ではないでしょうか。
オークス馬カムニャックは秋華賞の主役候補には違いありませんが、このレースには好配当を呼び込む美味しい穴馬も潜んでいます。腕利き研究員が狙う激走候補はこちら⇒秋華賞の『3つ星穴馬』をチェックする
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/10/18(土) 【富士S】3年1か月ぶりの勝利の美酒!ガイアフォースが復活のV!
- 2025/10/18(土) 【秋華賞】伝説が生まれた舞台、三冠牝馬たちの記憶
- 2025/10/18(土) 【秋華賞】異色ローテの結末!?樫の女王に逆らうのは…
- 2025/10/17(金) ジャンプ16勝目!!モントライゼ号の行き先決定!!【高田潤コラム】
- 2025/10/17(金) 今週は土日ともに東京での騎乗!話題のドラマにも登場!【戸崎圭太コラム】
- 2025/10/17(金) 【秋華賞】ラボオールスターズ大予想!あの有力馬の評価は?【動画まとめ】
- 2025/10/17(金) 【富士S】半数が馬券圏内!数字が示す“絶対に外せない”1頭
- 2025/10/17(金) 【秋華賞】サムライブルーの勢いにマルノリ!歴史的勝利から導く激アツサイン馬券