【2歳馬情報】G1・3勝エフフォーリアの全妹など良血馬がデビュー!

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2025年の中央競馬も、残すところあと2週。2歳牡馬のマイル王を決める朝日杯FSが注目を集める今週、その舞台裏では、3歳での飛躍を夢見る新馬たちが“はじまりの一戦”に挑む。今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が素質馬を紹介していこう。

◆12月20日

●中山芝2000m

ランブルスコ(牡、キタサンブラック×サマーハ、美浦・蛯名厩舎)
兄シャケトラ(阪神大賞典など)、ビダーヤ(現5勝、武蔵野S3着)。セレクトセール1億6500万円(税込)。1週前の追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)はウッド5F67秒8-12秒0の時計が出ている。

プラウディッツ(牝、キタサンブラック×プリンセスノーア、美浦・田中博厩舎)
母は北米GⅠ勝ち馬。序盤からペースが速くなってしまったこともあり、追い切りはウッド6F79秒3-12秒3と全体は速いものの、終いがかかってしまった。ただ併入したバルボアパークは、13日の未勝利戦を好タイムで勝利している。「スラリとした体型で品のある雰囲気。スピードよりもスタミナタイプで、いかにも芝の長めが合いそう。桜花賞ではなく、狙うはオークス路線だろう」と記者の話。鞍上はルメール騎手の予定。

●中山芝1800m(牝馬限定)

ダノンアスコルティ(牝、キタサンブラック×アスコルティ、美浦・萩原厩舎)
母は2勝。姉アスコリピチェーノ(現6勝、ヴィクトリアマイルなど)。セレクトセール4億4000万円(税込)。追い切りはウッド5F68秒4-11秒9。「姉ほどのパワーは感じないが、こちらは 450キロ前後で軽さが強調された馬体。マイルも守備範囲だが、距離は姉以上に保ちそう」と記者の話。鞍上はルメール騎手の予定。

ルールザウェイヴ(牝、ロードカナロア×ルールブリタニア、美浦・宮田厩舎)
兄エピファニー(現6勝、小倉大賞典)。1週前はウッドで4F52秒0-11秒8と軽め、2週前は坂路で54秒4-12秒2の時計が出ている。

サートゥルチェア(牝、サートゥルナーリア×ファーストチェア、美浦・嘉藤厩舎)
兄フルデプスリーダー(エルムS)、ロジハービン(京成杯2着)、おじアドマイヤムーン(ジャパンCなど)。ウッド5F67秒0-11秒8の時計が出ている。鞍上は横山和騎手の予定。

エヴィーヴァ(牝、エピファネイア×ケイティーズハート、美浦・鹿戸厩舎)
母は3勝。兄エフフォーリア(有馬記念など)、姉ペリファーニア(現3勝、桜花賞3着)、ジョスラン(現2勝、紫苑S2着)。ウッド6F83秒7-12秒8の時計が出ている。

ピエスユニーク(牝、エピファネイア×ジュエラー、美浦・手塚厩舎)
母は2勝(桜花賞)。兄ヴェールランス(現3勝)。手塚厩舎&社台RHのラインは、近3世代でマスカレードボール、ソールオリエンスと2頭のGⅠ馬が出ているが、本馬も同ラインに該当する。追い切りはウッド5F71秒0-12秒5。最終追い切りでは、もう少し詰めていきたい。鞍上は戸崎騎手の予定。

●阪神芝1600m(牝馬限定)

ピカキウイ(牝、エピファネイア×ゴーマギーゴー、栗東・杉山晴厩舎)
母は北米GⅡ勝ち馬。姉ゴーソーファー(現2勝、フラワーC3着)、兄オープンファイア(現1勝、きさらぎ賞2着)。セレクトセール1億4300万円(税込)。追い切りはCW6F82秒7-11秒7の時計が出ている。

グレンセロース(牝、オルフェーヴル×ソルヴェイグ、栗東・池添厩舎)
母は4勝(フィリーズレビュー)。姉アニトラ(JRA2勝、地方3勝)。 追い切りは終い重点にCW6F70秒9-11秒3の時計を出している。鞍上は池添騎手の予定。

アグレイビューティ(牝、コントレイル×アレイヴィングビューティ、栗東・上村厩舎)
母は北米GⅠ勝ち馬。兄の2頭そして弟と、きょうだい3頭はセレクトセールで1億円を超える高額で落札されている良血馬。追い切りはCW6F83秒8-11秒4の時計が出ている。鞍上は岩田康騎手の予定。

●阪神ダート1800m

アビル(牡、ルヴァンスレーヴ×メジロコウミョウ、栗東・高橋一厩舎)
母は1勝。兄コウソクスピード(3勝)、姉アドマイヤサジー(3勝)。 追い切りは坂路53秒6-12秒5。鞍上はCデムーロ騎手の予定。

◆12月21日

●中山芝1600m

フォワードシャッセ(牝、サートゥルナーリア×バウンスシャッセ、美浦・奥村武厩舎)
母は5勝(フラワーCなど)。おばコントラチェック(フラワーCなど)、おじムーンクエイク(京王杯SC)。「牝馬ながらサイズ感十分の好馬体。パワフルなところは母から受け継いでいる。父譲りの前進気勢の強さはあるけど、いいスピードがあり、適性は1600〜2000m」と記者の話。追い切りはウッド5F66秒8-12秒0。

カナルサンマルタン(牝、リアルスティール×アメリ、美浦・宮田厩舎)
母は3勝。兄ガンダルフ(平地4勝、障害1勝)、おじシルヴァンシャー(京都大賞典3着)、ロイカバード(京都新聞杯3着)。ウッド5F67秒9-11秒4の時計が出ている。鞍上はマーカンド騎手の予定。

●阪神芝1800m

シャンクスレガシー(牝、ゴールドアクター×シープシャンクス、栗東・加藤公厩舎)
兄フラワーストリーム(3勝)。おばアストンマーチャン(スプリンターズSなど)。1週前は坂路で55秒1-13秒7だが、11月27日にはCWで6F80秒1-12秒4と、終いはかかったものの全体では速いタイムをマークしている。

※現役馬の成績は12月12日現在