【北九州記念】人気よりハンデを見よ!今年の台風の目はこの一頭

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3年前の北九州記念で2着に入ったママコチャ

3年前の北九州記念で2着に入ったママコチャ


今週唯一行われる重賞が北九州記念。夏競馬らしく波乱含みの一戦で、過去20年で1~3番人気馬が勝利したのはわずか5回。人気に惑わされず、オッズだけで判断しない馬券の組み立てが求められます。

そんな難解な一戦で狙いたいのが、アブキールベイです。まずは、次のデータをご覧ください。

▼北九州記念の斤量別成績(過去10年)
  ~49kg[0-0-0-2] 複勝率0%
49.5~51kg[2-0-1-9] 複勝率25.0%
51.5~53kg[2-1-2-33] 複勝率13.2%
53.5~55kg[3-3-4-60] 複勝率14.3%
55.5~57kg[3-5-3-30] 複勝率26.8%
57.5~59kg[0-1-0-9] 複勝率10.0%

▼斤量55.5~57kgの年齢別成績
3歳[0-0-0-0] 複勝率0%
4歳[1-1-1-2] 複勝率60.0%
5歳[0-3-0-11]複勝率21.4%
6歳[2-1-2-9] 複勝率35.7%
7歳[0-0-0-3] 複勝率0%
8歳[0-0-0-4] 複勝率0%

3歳馬や上がり馬も参戦するハンデ戦だけに、軽斤量が有利というイメージを持つ方も少なくないでしょう。しかし、このデータを見ると、57.5キロ以上では苦戦傾向にある一方、55.5~57キロを背負った馬は複勝率26.8%と最も高い数字を記録しています。「ハンデを背負わされても能力でカバーできる実績馬」の好走ゾーンといえるでしょう。

さらに、その中でも4歳馬は【1-1-1-2】で複勝率60.0%と抜群の成績。牝馬に限っても、20年アウィルアウェイ(10番人気3着)、23年ママコチャ(1番人気2着)が馬券圏内を確保しています。

この条件に合致するのがアブキールベイです。

昨年は葵Sを制して北九州記念へ挑み、3着と好走。当時は53キロでしたが、今年は55.5キロ。斤量増は決して楽ではありませんが、昨年同時期から馬体は34キロ増の442キロまで成長。大きくパワーアップした今なら、このハンデにも十分対応できるはず。

実際、同じ55.5キロを背負ったシルクロードSでは、中団の内からしっかり脚を伸ばし、勝ち馬とは0.2秒差、2着とは0.1秒差。1枠から終始内を通る競馬で、馬場の良い外へ持ち出せなかったことを考えれば、着順以上に内容の濃い競馬でした。

牝馬らしく夏場に調子を上げるタイプで、小倉芝1200mは【1-0-1-0】と好相性。今年も例年どおりハイペース濃厚なメンバー構成ですが、昨年はその流れを豪快な差し脚で3着まで追い込んでおり、展開面も不安なし。

夏の小倉を彩る名物重賞で、2年連続の激走に期待です!