秋は待つ武

トピックス

アメリカンオークスで5着だった今年のオークス馬ローブデコルテ(牝3、栗東・松元茂厩舎)は放牧先の大山ヒルズから来月23日に厩舎へ帰厩する。
「ひと夏を越しての成長度に期待だね。この後はローズSから秋華賞の路線を考えている」と松元茂師。

また、オークス2着後、休養しているベッラレイア(牝3、栗東・平田厩舎)も放牧先であるノーザンファームから来月8日に栗東へ帰厩することになった。
今後のローテーションについては朝日チャレンジCを挟んで秋華賞へ向かうという。
尚、鞍上は秋山騎手から武豊騎手にスイッチすることが決まった。

関越Sをレコードで勝利を収めたマコトスパルビエロ(牡3、栗東・鮫島厩舎)。
これで4勝目となり堂々とオープン入りを果たした。
「斤量の51キロでどこまで戦えるかと思ったけど、予想以上に強い競馬をしてくれた。この後は9月17日に行われるダービーグランプリを目標に調整するよ」と鮫島師は愛馬の好走に目を細めていた。

関越Sで2着に敗れたドンクール(牡5、栗東・梅内厩舎)は、札幌に遠征して8月18日のしらかばSからエルムSへ向かうとのこと。
「時計も速かったな。勝った馬とは斤量差もあったから仕方ない」と梅内師も負けて納得の表情。

また同厩舎でブリリアントSで11着だったヒーローアンセム(セン6、栗東・梅内厩舎)は、次週のKBC杯に出走する。
「とにかく元気一杯。この馬は行かないと二束三文。ウチの馬に付いて来ると他の馬がつぶれる。マイペースなら面白い」と師はニンマリ。鞍上も渡辺騎手に決まった。

同レースにはゼンノストライカー(牡7、栗東・藤岡範厩舎)も予定。こちらは川田騎手が手綱を握る。