研究員サカマキ・次走の狙い馬

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ポンテペルレ・松岡騎手(牝5、美浦・小笠厩舎)
8月4日 2回新潟7日目 3歳以上500万下(混)(芝1400m) 2人気1着

前半3ハロンで2度10秒台が記録されるラップ。通常なら後方勢が殺到する流れだが、全体の流れが厳しくなったことで、後方勢も余力を失う競馬だった。
その中でも、このペースを楽に追走しアッサリ5馬身突き放した本馬は秀逸の走り。一時の不振は完全に脱しており、昇級も不問と見ていい。
次走、昇級が嫌われて人気が落ちるようなら絶好の狙い目だ。


コスモオースティン・北村宏騎手(牡5、美浦・高橋裕厩舎)
8月4日 2回新潟7日目 信濃川特別(芝2000m外) 7人気5着

前半1000m通過57.3秒は過去5年の新潟芝2000m外で3番目に速いペース。
中身も12.6-10.6-11.1-11.1-11.9と息の入らない厳しい流れだった。
単騎で行ったとはいえ、上位を差し馬が占める中、0.6秒差の5着に踏ん張るのは地力の高さがあればこそ。
元はオープンでエアシェイディの2着がある馬。
復調の上昇曲線は、次走あたりで頂点に達すると見た。


キングリーウィーク・藤岡佑騎手(牡3、栗東・藤岡健厩舎)
8月5日 2回函館8日目 3歳未勝利(混)(芝2000m) 4人気6着

9ヶ月半ぶりの実戦。プラス16キロの馬体重以上に余裕のある造りだった。
それもそのはず、乗り込みは豊富だったものの、中間速いところをほとんどやっていなかったのだから。
極端な道悪も無関係ではないが、反応が鈍かったのもその影響である。
休養前はダイレクトキャッチあたりと好勝負をしていた馬。
叩いた次走は、器の違いを見せ付ける鞍になる。