今週の競馬界の出来事

トピックス

■ウオッカ、凱旋門賞断念
8日、角居調教師がウオッカの凱旋門賞出走を断念したことを発表した。
このことは2日の調教後、右後肢に蹄球炎を発症していることが判明。症状は軽いのだが、万全の状態で出走できないと判断し、オーナーと協議した上で出走回避を決めた。


■アドマイヤムーン、正式移籍
9日、アドマイヤムーン(牡4、栗東・松田博厩舎)の馬主名義が近藤利一氏からダーレー・ジャパン・ファームに変更された。
厩舎は変わらず松田博厩舎。DJFの海老、白十字襷の勝負服で出走となる。
同馬は現在、天皇賞・秋に向けて調整されている。


■100円元返しが無くなる!?
9日、JRAは9月1日の改正競馬法の施行に伴い、来年から一部のレースで払戻金がアップすることと、100円元返しの消滅を発表した。
払戻金アップは払戻金にレースの売り上げの5%が上乗せされるというもの。
対象レースについては検討中で、ダービーなどの大レースになる模様。
来年から試験的にレースを選択して導入するとのこと。
100円元返し消滅については来年早々から実施したい意向だが、出走頭数に関わらず全レースにするかなど、対象レースは検討中。


■シャーガーCは世界選抜チームが優勝
現地11日、英国のアスコット競馬場で国際騎手対抗戦「シャーガーC」が行われ、日本からは武豊騎手が世界選抜として出場した。
シャーガーCとは、英・愛・欧州・世界選抜の4チーム(各3人)による対抗戦。各5レースに騎乗した総合成績で争われる。

武豊騎手は1勝、2着1回の活躍を見せた。


■シンボリクリスエス産駒、初勝利
11日、小倉1Rでギンザフローラル(牝2、栗東・安田孝行厩舎)が優勝。
この勝利が新種牡馬シンボリクリスエス産駒の初勝利となった。


■騎手、騎乗停止 ・12日、新潟12Rで吉田稔騎手騎乗のエクロジオンが3コーナーで斜行し、他馬を妨害したため失格。
吉田稔騎手は8月18日から8月26日までの4日間の騎乗停止となった。

被害馬に騎乗し落馬した松岡正海騎手は額部、左肩、上腕、臀部打撲と診断された。


■上半期JPNサラブレッドランキング発表
【4歳以上・芝】
125 アドマイヤムーン
121 ダイワメジャー
120 メイショウサムソン

【4歳以上・ダート】
115 ヴァーミリアン、サンライズバッカス、ブルーコンコルド
113 ボンネビルレコード
112 アジュディミツオー(船橋)

【3歳・芝】
117 ウオッカ
115 アサクサキングス
114 ヴィクトリー

【3歳・ダート】
111 フリオーソ(船橋)
107 アンパサンド(川崎)、フェラーリピサ、ロングプライド
104 シャドウストライプ、トロピカルライト、ナムラジョンブル