研究員サカマキ・次走の狙い馬

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ウイントリガー・藤田騎手(牡2、栗東・山内厩舎)
8月25日 1回札幌5日目 クローバー賞(芝1500m) 3人気1着

ラスト3ハロンが12.1-11.4-11.3という典型的瞬発力競馬だったが、一瞬の脚は他馬とは比較にならない鋭さだった。
馬の間を抜けたように精神面の強靭さも特筆モノ。
素材は間違いなくA級。
1800mながらマイラーの資質が問われる札幌2歳Sはもちろん、更なる高みも十分視野に入る逸材と見る。

ゴービハインド・田中勝騎手(牡4、栗東・松永幹厩舎)
8月26日 3回新潟6日目 3歳以上500万下(混)(ダ1200m) 3人気4着

降級戦ながら、休み明けでプラス16キロ。
最内枠ということもあって若干大事に乗りすぎたレースだった。
終いはジリジリ差を詰めているものの、やはり先行して押し切る型がこの馬の好走パターン。
コース形態も新潟より阪神や中山向きであり、次走は確勝級といえる。

エーシンハウジンク・野元騎手(牡2、栗東・野元厩舎)
8月25日 3回小倉5日目 2歳未勝利(芝1200m) 7人気4着

道中は手を動かしながらの追走。
4角では完全に手応えで見劣ったものの、直線ジリジリ伸びて3着と1馬身差まで差を詰めた。
明らかに距離不足を主張する走りであり、次走阪神芝1400mあたりに使ってくれば、更なる前進が期待できる。
阪神の芝短距離はダート的要素が要求され、ミスプロ系が好走しやすい点もヘクター産駒のこの馬にはプラスに働く。
できれば開催後半での登場が望ましい。