栗東/有力注目馬次走報

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金鯱賞を勝った後、脚部不安で宝塚記念を回避したローゼンクロイツ(牡5、栗東・橋口厩舎)。
その後は順調に調整が行われており天皇賞(秋)での復帰が濃厚。
「気性的にポン駆けは利くタイプ。いい状態に仕上げてGIでもやれることを証明したい」と橋口師の手応えは十分。

関屋記念で豪快な差し切り勝ちを決めたカンパニー(牡6、栗東・音無厩舎)は現在放牧先でリフレッシュ中。
「検疫の関係で栗東トレセンに戻ってくるのは20日過ぎになると思う。前走でもポン駆けで走っているから天皇賞(秋)へ直行しても大丈夫」と音無師はぶっつけ本番も気にしていない様子だった。
なお鞍上は引き続き福永騎手が騎乗する。

馬インフルエンザの影響で地方交流競走にメドが立たないため、当初は盛岡ダービーグランプリを予定していたロングプライド(牡3、栗東・小野厩舎)は、9月17日(祝)に行われるエルムSに向かうことになった。
「広いコースの方が競馬がしやすいのは確かだが、小回りでも勝っているから問題はないはず。古馬が相手になるが能力ではヒケを取ることはないと思っている」と小野師の期待は大きい。
鞍上は武豊騎手。

札幌記念で9着に敗れたアドマイヤフジ(牡5、栗東・橋田厩舎)は、近日中に放牧に出されることになり、それと入れ替わりに高松宮記念を勝ったスズカフェニックス(牡5、栗東・橋田厩舎)が8日に栗東トレセンへ帰厩する。
「今秋はマイルチャンピオンシップが最終目標です」と中内田助手。

高千穂特別を快勝して3勝目をマークしたバブルウイズアラン(牡3、栗東・南井厩舎)。
夏の昇り馬的存在として注目されていたが、放牧に出して年内一杯は休養に充てることが正式に決まった。
「この中間、脚元がモヤッとしたので無理をせずに休ませることにした。能力があるのは間違いないんだから」と吉永助手。
きっちり治して来年の飛躍に期待したい一頭だ。

小倉2歳Sで2着に好走したミリオンウェーブ(牡2、栗東・宮本厩舎)は、近日中に大山ヒルズへ放牧に出されることになった。
「3、4角の手応えではもう駄目かと思ったけど、ジリジリと伸びてくれたね。あの内容なら距離が延びても大丈夫だと思う。賞金を加算できたのは良かった」と宮本師も笑顔。
1ヶ月ほど充電をさせた後、11月10(土)の京王杯2歳Sに向かう。
なお鞍上は引き続き小牧騎手が騎乗する。