週末の注目新馬情報

トピックス

今週は3日間に渡っての変則日程。 この時期になるとどうしても3歳クラシック、古馬G1の話題が多くなり、新馬の話題が小さく見えてしまいがちです。

本来なら今開催からスーパー未勝利(勝つ可能性の低い馬には諦めてもらい、デビューが遅かったりと、まだ先の見える馬だけで競馬をする)の予定だったのですが、馬インフルエンザの影響で、今年は普通の未勝利戦。
競走馬生命を賭けた一戦一戦にも目が離せません。

エリモラフィーネ・川田将雅騎手(牝、栗東・北出厩舎)
9/15 2回札幌3日目5R 2歳新馬(芝1200m)

父フジキセキ 母エリモロマンス 母父サンシャインフォーエヴァー

半兄や母は新馬戦から好走しており、同馬も初戦から仕上がりの良さで他馬に差をつけたいところ。
本格的に乗り始めてからはそこまで長くないが、未勝利戦で3着のアリューバニヤンに2馬身先着し、好時計もマークしている。
「動きが良く、とにかく前向きな気性。態勢も整っていますし初戦から期待が持てます」と助手。


ラインブレイク・蛯名正義騎手(牡、美浦・久保田厩舎)
9/16 4回中山4日目5R 2歳新馬(芝1600m)

父タニノギムレット 母ワルツダンサー 母父サンデーサイレンス

母は芝・ダートの短距離で活躍。半兄には現役で重賞連勝中のワイルドワンダー、他の兄も勝ち上がっている血統。
「小柄ですが、追う毎に良くなっています」と久保田師。
ワイルドワンダーの乗り味を知り、今回騎乗する蛯名騎手は「馬体やフットワークはソックリです。キレというよりもジリジリ伸びるタイプ」との事。


ミッドセンチュリー・武 豊騎手(牡、栗東・池江郎厩舎)
9/16 4回阪神3日目5R 2歳新馬(芝1600m)

父Mineshaft 母ウェルカムミレニアム 母父Kendor

ここまでの乗り込み量は十分で、初戦からの1頭。 芝コースでの新馬の寮馬との併せ馬では80秒1-63秒5-49秒3-36秒1-11秒4の好時計。 「素直な気性で落ち着いています。中距離あたりの馬でしょう」と池江郎師。