メジャーのエピローグ

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12/23中山競馬場で行われる有馬記念を最後に現役を退くダイワメジャー(牡6、美浦・上原厩舎)が、12日、本番で手綱を取るM.デムーロ騎手を背に1週前追い切りを消化した。
先行する僚馬ショウナンタキオン(牡4、美浦・上原厩舎)を追いかける形から直線仕掛けられると鋭い反応を見せ先着。
1年10ヶ月ぶりの手綱となるデムーロ騎手も大満足の走りを見せた。

そのダイワメジャーだが、有馬記念当日の最終レース後に引退式を行うことが決定した。
種牡馬入りを控えた身で、改めて引退式のために競馬場まで移動する負担が考慮されての決定であるが、奇しくも本馬のデビューは4年前の有馬記念デー。
出発地点でターフを去るというオーナーの粋な計らいである。
来年を見据える妹に兄の貫禄を示すとともに、昨年のディープインパクトに続き、ファンへの別れを最高の形で迎えることができるのか?

本番での走りに俄然注目が集まる。