砂の王者はオレだ!

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今週はフェブラリーS(GⅠ)が行われるだけあって、関係者の人数もいつも以上だった栗東トレセン。
今年最初の中央GⅠに挑む精鋭の中で、関係者の意気込みが伝わってきたのが、メイショウトウコン(牡6、栗東・安田伊厩舎)。

前走の平安Sでは、昨年からの連覇は叶わず2着に敗れた。
しかし、林厩務員はこう語る。
「具合は良かったけど、仕方がない。レース後の疲れも取れているし、先週の追い切りでは息の入りも良くなっていた。コンスタントに使っているから追いきりはもうサーッとで十分。ただ、今回は東京までの輸送があるので、馬体を維持させてうまく仕上げていきたい」。
レースに向けても、「行く馬がいないからペースは落ち着きそう。団子狂態で直線を向けば差し切りがあってもいいと思う」と一発に期待を賭けていた。

そして今日、「追い切った後の直前の稽古は1本が通常だけど今回は2本乗っている。それだけ今回は意気込みが違うということ。あとはこの調整方法がいい方に出てくれれば、好結果を出せると思っている」と林調教厩務員。
このあと午前10時に東京競馬場へ出発する。