専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今後こそ大外一気の差し切り!!
2016/2/13(土)
どうも!美浦の古川です。
東京競馬場の記者席や馬主席は外にあり、この2月は北風に吹きさらされ身が凍るのだが、本日は春の陽気。これから寒暖差が激しくなるようなので、「穴ズバッ」読者の皆さんも体調管理にはお気を付けあれ!
さて、日曜の「穴ズバッ」は東京12R・4歳上1000万下の⑮クロフネビームスを狙う。前走はジョッキーがテン乗りの内田博幸騎手とあって、差し馬の持ち味を活かせず⑤着。それでも、昇級初戦だった2走前は最後方から直線一気の差しで②着しているように、クラスにはメドが立っている。
今回は放牧明けとなるが「リフレッシュされて力みがなくなっている」と、むしろ以前より良くなっている様子で、稽古でも手が戻る吉田豊騎手が跨がって仕上がり具合を確認している。外枠を引いたのも好材料で、今度こそ2走前のような大外一気の剛脚が見られそうだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。