専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
空き巣の中山で固め打ち態勢!
2016/3/26(土)
どうも!美浦の古川です。
ドバイへの遠征や高松宮記念もあって、日曜の中山はジョッキー不足。その状況の中、勝ち星を量産しそうなのが田辺裕信騎手で、日曜「穴ズバッ」では中山6R・3歳500万下の⑪ネバーリグレットを取り上げる。
デビューからルメールなどの外国人騎手が手綱を取っているように期待の大きい馬で、それは新馬勝ち後にオープン特別に出走させていることからも分かる。そのオープン戦ではスローペースに引っ掛かって④着となり、また自己条件に戻った前走ではスタートで挟まれる不利が響いて⑤着という不完全燃焼。
陣営は「ココ2戦の敗戦は、大きく崩れたわけでもない」と力負けではないことを強調し、今回はリベンジに燃えている。この中間の稽古も動きが良く「状態は前走以上。上積みを感じるし、この馬のリズムで走れれば勝つチャンスもある」と陣営。その意気込みは田辺にも伝わっている様子で、スムーズな競馬ができれば一変も十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。