専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
パサパサの馬場になれば一変も!
2016/5/6(金)
どうも!美浦の古川です。
今週から5週連続G1開催となる東京競馬場。その第一弾となるNHKマイルC(G1)は、将来「名マイラー」となり得る素質馬が勢揃い。週末には「メガ盛り新聞」で予想を公開するので、どうぞお楽しみに。
さて、土曜の「穴ズバッ」は東京3R・3歳未勝利のチェストケゴールド(牡3、美浦・高木登厩舎)を挙げる。前走は不良馬場に泣き掲示板を外したが、2走前のデビュー戦では①着同着の2頭からクビ差③着という好結果。当時の④⑦着馬もすでに未勝利を勝ち上がっている事からもレベルの高い新馬戦だった事は間違いなく、この馬の初勝利も時間の問題と言える。
前走後は放牧に出され、今回はリフレッシュされた状態。厩舎では「前走は時計が速くなり分が悪かったが、新馬戦の内容からもパサパサの馬場なら楽しみはある」と言い、また鞍上の松岡も「初戦は狭いところに入れて砂を被らせる勉強をさせた。稽古では常に良い動きをしているし、レース慣れしてくれればチャンスはある」と期待を寄せている。
前走で勝ち馬に大きく離された結果が嫌われ人気を落とすようなら、ココが絶好の狙い目となる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。