専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
印一つない穴馬を狙う!
2016/10/14(金)
どうも!美浦の古川です。
朝夕がスッカリ涼しくなったと思えば、もう10月も半ば。G1シリーズも始まり秋競馬も本番を迎える。土曜の東京は「雲一つない秋空」となりそうだが、土曜の穴ズバッは「印一つないな穴馬」を取り上げる。
東京10R・白秋Sの⑥エルゴレア(牝5、美浦・勢司厩舎)は2走前に東京戦で1000万を快勝したが、昇級戦の前走は終始後方のままでしんがり負け。その事から人気はガタ落ちになっているが、陣営は「1200mのペースや函館のよう芝が合わなかった感じ。このクラスでも通用する力はあるし、実績のある東京で名誉挽回したい」と巻き返しに燃えている。
この中間は放牧で立て直され、心身とも上向いている様子。陣営が「デキは良い頃の状態にあるし、折り合いの心配がない1400mならば期待できる」というならば、前走を度外視にして狙ってみる価値はある。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。