専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
この馬で②着続きに終止符を!
2017/1/14(土)
どうも!美浦の古川です。
先週日曜、そして本日土曜と取り上げた馬が②着続き。馬券になることは重要だが、自分としてはスッキリと勝って欲しいところ(馬単でも買っているので)。そこで「日曜こそは!」と必勝態勢で取り上げるのが、中山8R・4歳上1000万下の⑥アームズレングス(牝4、美浦・加藤征厩舎)だ。
初戦で経験馬相手に勝利すると、2戦目の500万は出遅れた上に大外を回るロスがありながら快勝。目下2戦2勝である。この中間は短期放牧を挟んで調整され、帰厩後の稽古では力強い動きを披露。ウッドコースでの最終追い切りでは併走馬に大きく先着しており、陣営は「変わりなく順調」と態勢は万全の様子だ。さらに「体質が弱い馬でデビューが遅れたけど、素質のある馬。今度は相手は一気に強くなるけど、ここでも楽しみ」と期待十分。
今回は混合戦になるが、性格は男勝りの気が強いタイプで、牡馬との競り合いにも負けないはず。個人的には頭固定で勝負するつもり。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。