専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【新潟記念】夏競馬の締めくくりはズバリこの馬だ!
2019/8/31(土)
どうも!美浦の古川です。
日曜は夏競馬のフィナーレを飾る新潟記念が行われるな。
サマー2000シリーズの最終戦でもあって、勝利を条件として⑥カデナと⑰ゴールドサーベラスの2頭にチャンピオンとなる権利があるそうだ。
ただ、ここは人気でも⑨レイエンダ(牡4、美浦・藤沢和厩舎)でしょうがないと思ってる。
チークP着用で臨んだエプソムCは押し出されるようにハナに立ち、直線は好スパートで初重賞Vを飾った。
気性的なものか、セントライト記念以降は足踏み状態が続いたが、前走がこの馬本来の走り。全兄レイデオロの背中に追いつくべく、ここから快進撃がスタートしそうだ。
相手選びは目移りするほどで悩ましいが、陣営が「かなり良くなってて重賞でも面白いです!」と色気をもつ⑤ジナンボー(牡4、美浦・堀厩舎)は本線に入れて買おうと思ってる。
重賞以外だと、萩原厩舎の2頭がオススメ。新潟5Rの新馬①エストロ(牝2、美浦・萩原厩舎)と新潟8Rの⑱メッシーナ(牝3、美浦・萩原厩舎)だ。
どちらも人気だろうが、エストロは新馬同士じゃ能力が違うって話だし、メッシーナに関しては「久々でも好仕上がり。大丈夫です!」と頼りにしている元ジョッキーの助手が自信満々にVサイン。キッチリ仕留めてメインの資金造りにしようと思う。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。