専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
スプリンターズSの資金はココで増やせ!
2019/9/28(土)
どうも!美浦の古川です。
いよいよ、秋のG1シリーズが開幕。少しだけ雨予報もあるにはあるが、去年ほどの渋馬場は避けられそうな雰囲気。一線級によるスピード比べはやっぱり良い馬場でやって欲しいからな。
スプリンターズSの俺の最終見解は『メガ盛り新聞』のほうでチェックしてもらうとして、ココではメイン以外から馬券になりそうな狙い馬をピックアップしよう。
午前の早い時間帯なら中山2Rの⑧ネオストーリー(牡2、美浦・林厩舎)がオススメ。
前走はスタートで出遅れてしまったが、メンバー最速の上がりで見せ場十分の5着。頼りになる助手からは「本来スタートは下手な馬じゃないんですよ。直線で捌くのに手間取るシーンもあったし、発馬を決めて好位でタメを利かせれば勝ち負け」とイチオシされた。
そこまでメンバーが強力じゃないし、2戦目であの決め手が使えるなら楽しみだよな。
午後なら中山7Rの⑮ダイワダグラス(牡3、美浦・鹿戸雄厩舎)の巻き返し。経験馬相手にデビュー戦を快勝、福島の昇級戦でも連勝が期待されたが思いのほか動けずに7着。
ハッキリした敗因は不明だが、慣れないトレセン生活や輸送競馬で見えない疲れが出てしまったのかも。中間は一息入れて立て直し「初戦以上のデキ」というから関係者が「かなり上まで行ける馬」と評価するポテンシャルの高さを見直すべきだろう。
土曜の中山を見てると芝は内がイイので外枠は不利だが、力のある馬なら差しも届く範囲の馬場。正直、この辺りで足踏みはしてほしくないレベルの素質馬だ。相手を4、5頭に絞ってビシッと仕留めたいと思ってる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。