専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
牝馬同士なら好勝負必至!
2014/12/19(金)
どうも!美浦の古川です。
先週の「穴ズバッ」は土日とも新馬を取り上げ連勝。好きな新馬戦で好結果を出せたのは何よりだ。これからも積極的に、イキナリから勝ち負けになる新馬を取り上げていくのでお楽しみに!
さて、今週土曜の「穴ズバッ」は中山4Rの⑦デトロイトカフェを取り上げる。当初は土曜中山3Rの芝マイル戦に登録があったが、稽古で跨っていた丸山の手が空いていると見るや、牝馬限定の芝1800m戦に回ってきた。鞍上が跨った坂路での最終追い切りでは、強めに追われる古馬1000万を追走して、馬なりで併入と好内容。余裕のある手応えを見るに、2度使われて状態はかなり良いようで、陣営は「1800mは気持ち長いかも知れないが、小回りの中山なら大丈夫」と好勝負を期待している。前走は阪神遠征で牡馬相手に0秒4差の5着と上々の内容。牝馬同士なら上位争いしても不思議ではない。
人気的には手広く買ってもお釣りがきそうだが、⑬エバーキュートが面白そう。デビューから2戦は4、3着と安定。前走は出遅れたものの、元々先行力がある馬なので、中山に替わるのも問題ない。また、芝替わりでの新味も期待でき、この2頭の馬券ならかなりの高配当が期待できる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。