専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
池上和厩舎が初陣!
2015/3/5(木)
どうも!美浦の古川です。
先週日曜より美浦の新調教師が開業。毎週厩舎までお邪魔させてもらっている池上弘厩舎で取材を受けてくれていたご子息の池上和師も厩舎をスタートさせた。管理馬は解散となった鈴木康厩舎からダイヤモンドS・3着のカムフィーなど15頭ほど集まったようだが、軌道に乗るのは少々時間が掛かりそうである。
池上和師は父の池上弘厩舎で長らく助手を務め、池上弘師の右腕となり、働いてきた敏腕スタッフであった。海外留学にも積極的に出掛け、父の背中を見ながら厩舎運営を学んできただけに、先々が楽しみである。
今週は池上和厩舎には顔を出していないが、親父さんの池上弘厩舎へはいつものように伺った。出走馬の事を聞いているうちに「そう言えばウチ(池上弘厩舎)からアッチ(池上和厩舎)に行った新馬はなかなか良いよ」と池上弘師。その馬はイントゥイシオンで、池上弘師は「先週時点ではまだまだだったけど、向こう(池上和厩舎)に移った今週はなかなかの動きだった」と、ご子息の管理馬の動きもチェックしている様子。
そのイントゥイシオンは土曜・中山4Rでデビューとなり、美浦で開業する新人調教師3人で唯一の初陣となる。勝ち負けになるかは当日のパドックや返し馬まで見たいところだが、父の池上弘師とともに応援したいと思う。
先週日曜より美浦の新調教師が開業。毎週厩舎までお邪魔させてもらっている池上弘厩舎で取材を受けてくれていたご子息の池上和師も厩舎をスタートさせた。管理馬は解散となった鈴木康厩舎からダイヤモンドS・3着のカムフィーなど15頭ほど集まったようだが、軌道に乗るのは少々時間が掛かりそうである。
池上和師は父の池上弘厩舎で長らく助手を務め、池上弘師の右腕となり、働いてきた敏腕スタッフであった。海外留学にも積極的に出掛け、父の背中を見ながら厩舎運営を学んできただけに、先々が楽しみである。
親子で揃って口取りに並ぶ池上和師(左、当時は助手)と池上弘師(左から2番目)
今週は池上和厩舎には顔を出していないが、親父さんの池上弘厩舎へはいつものように伺った。出走馬の事を聞いているうちに「そう言えばウチ(池上弘厩舎)からアッチ(池上和厩舎)に行った新馬はなかなか良いよ」と池上弘師。その馬はイントゥイシオンで、池上弘師は「先週時点ではまだまだだったけど、向こう(池上和厩舎)に移った今週はなかなかの動きだった」と、ご子息の管理馬の動きもチェックしている様子。
そのイントゥイシオンは土曜・中山4Rでデビューとなり、美浦で開業する新人調教師3人で唯一の初陣となる。勝ち負けになるかは当日のパドックや返し馬まで見たいところだが、父の池上弘師とともに応援したいと思う。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。