エプソムCがNHKマイルC週の土曜に移動したことにより、昨年と比べて開催日程が1週遅くなった新潟大賞典(G3、新潟芝2000m)

さらに予想を難解にしているのが新潟芝の馬場状態です。例年、春の新潟は天候の関係で芝の寝つきが良くないのですが、今年は2週目時点で掘れた内ラチ沿いを避けて、直線で外に持ち出した馬の活躍が目立ちます。

そして今回、三ツ星穴馬が狙うのは、どちらも「外差し馬場」を想定した激走候補。人気は無くても配当妙味は絶大。まさに「美味しい穴馬」の名にふさわしい選りすぐりの2頭にご期待ください!

本命じゃない。でも、美味い。

新潟大賞典・推奨穴馬


マイネルメモリー

📝 推奨理由

先週の新潟芝1600~2200m戦では「マイネル軍団」関連馬が穴馬券を連発。5/10(土)5R1着マニスは単勝42.8倍(8人気)、10R1着マイネルシーマーは34.9倍(12人気)での勝利だった。

マイネル軍団の特徴をひと言で説明すれば、総じて瞬発力より持久力が求められる馬場を得意にしていること。特に今春の新潟は芝の寝付きが悪く、例年と比べて時計を要しているのも追い風となっているのだろう。

マイネルメモリーは先ほど馬名を挙げたマイネルシーマーと同じく、ビッグレッドFの至宝ゴールドシップ産駒。自身が現役時代に荒れ馬場の鬼だったように、産駒にも適性が色濃く受け継がれている。今の時計のかかる新潟の馬場は絶好の条件。父譲りの持久力で大駆けがあっても驚けない。

📌 総評

日本一長い直線を持つ新潟競馬場の外回りコースを舞台に行われるハンデG3。このコース特性から、優れた末脚(瞬発力と持続力)を持つ馬や左回り巧者が有利となります。

また今年は春の新潟3週目に行われるのも要注意。例年と比べて連続開催で芝は内ラチ沿いを中心にボコボコした状態が目立っており、荒れ馬場適性も問われそうです。