- 11月9日 東京11R 武蔵野S(G1)
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本命馬◎エンペラーワケア(1人気) 1着
初の距離も「不安なし」断言!
- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦で自信の推奨!
断然人気に逆らって
2016/3/25(金)
土曜阪神11R 毎日杯(G3)(芝1800m)
◎本命馬 |
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②アーバンキッド 牡3、美浦・斎藤誠厩舎、石橋脩騎手 |
格では日経賞を取り上げるべきだが、どうにも堅い。少しでも配当面の妙味を見出すなら毎日杯の方だろう。それとて、波乱とまではいかないとは思うが…断然人気のスマートオーディンに不安を感じる分、チャレンジしてみたいと思う。
狙うは②アーバンキッドだ。前走も本命にしたが、直線先頭に立ちながら伸びが鈍り、勝ち馬と同タイムの5着。何とも惜しいが、マイルでのひいらぎ賞以降の競馬を見るにつけ、マイルだとスピード負けしてしまう。ハーツクライ産駒でもあるし、むしろ1ハロン延長は好都合とみる。スウェイン×ヌレイエフの重厚な母方の血統も、力勝負になりがちな阪神1800mではプラスに出るはずだ。
$お宝馬 |
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④ディープエクシード |
人気の一角だろうが、それでも5番人気程度で10倍前後だろう。敢えてお宝馬扱いとする。当該コースは基本的にはディープインパクト産駒がベスト。母方からパワーももらっている。前走道悪で圧勝も、調教は目一杯できていて反動はない。
⑩スマートオーディンは、前走の負け方が悪すぎた。東スポ杯は言われるほどハイレベルの内容ではなく、むしろ新馬戦の方に価値がある。その舞台と同じとなるのは巻き返しの好機かもしれないが、どうも早熟のきらいもある。また父ダノンシャンティはこのレースを勝っているが、種牡馬としてはどうもマイル以下にシフトしていきそうな気配。アタマなしとしたい。
他にはもちろん①ロワアブソリュー、そして⑤タイセイサミット。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。