- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
【セントライト記念】カギはロベルト
2018/9/16(日)
月曜中山11R セントライト記念(G2)(芝2200m)
◎本命馬 |
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④ジェネラーレウーノ 牡3、美浦・矢野厩舎、田辺騎手 |
今年のセントライト記念のメンバー層は近年まれに見る厚さ。菊花賞へは行かず、天皇賞を視野に入れるかもしれない馬が加わっていることが大きい。
まず近年の目立つレース傾向は、ダービー5着以下からの巻き返し。新潟施行時を除くと、2011年以降は7頭が馬券対象になっている。また好配当のカギを握るのは前走条件戦から臨む馬。近10年のうち、新潟施行時を除くと、前走条件出走馬が3着以内に入れなかったのは2回だけ。
そして血統的には、新潟開催の2014年を除いて2012年以降続いているのが、父か母の父がロベルト系の好走。2012年2着馬、13年1着馬、15年2着馬、16年1着、2着馬、17年3着馬が該当。
ということで、軸はロベルト持ちに決まり。圧倒的人気のレイエンダも該当するのだが、ここは父スクリーンヒーローが該当する④ジェネラーレウーノで逆張りしたい。
前に行く馬が揃って厳しい競馬になった方が走れる稀なタイプの先行馬であることは皐月賞で立証済み。前走のダービーは直線の長いコースでスローの我慢比べになり、却って消耗しての大敗。中山なら話は違う。
父も新潟記念16着の大敗からここで3着し、その後の長い休みを挟んで一気にJCまで駆け上った。一変するタイプでもあり、ここは期待大だ。
$お宝馬 |
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⑬ダブルフラット |
ロベルトの血を持ってはいないが、こちらは前走条件戦の穴馬からの抜擢。かつてのセントライト記念直結レースだった阿賀野川特別の連対馬。従兄弟にワグネリアンがいる良牝系。叔母の訃報に弔いの花を手向けたい。
相手上位は⑮レイエンダ、⑦ブレステイキング。押さえは⑤コズミックフォース、①ギベオン、②グレイル、⑩トラストケンシン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。