水上学の血統トレジャーハンティング

土曜中山11R オーシャンS(G3)

◎本命馬
⑩ナックビーナス
(牝7、美浦・杉浦厩舎、横山典騎手)

去年スプリンターとして開花、頂点に立ったタワーオブロンドン、スプリンターズSで肉薄したダノンスマッシュは共に目標は次。さらに共に1枠に入ったことで、外から切れ込んで逃げる馬がいたら、不利というか、前半の位置取りが悪くなることも想定される。

目下当レース3年連続2着の⑩ナックビーナス、今度こそだろう。本番ではどうしてもスケールが見劣る分、ここでこそ勝ちに来た鞍とみる。適性について、血統がどうだのこうだの、くどくど述べる必要もない。前に行きたい馬は多いが、ハナにもこだわらないタイプ。

7歳目前の年末、牝馬が、58キロを背負って勝つということ自体、いくらオープン特別とはいえ破格。相手の弱点に付け込めれば逆転できるだけの絶対値がある馬だ。

$お宝馬
⑥キングハート
(牡7、美浦・星野厩舎、北村宏騎手)

このところ、重賞では1,2頭の能力上位馬がいて、その他の馬との力量差が開くという構図がやたらと増えてしまった。結果的には割り込みや逆転があるにしても、予想としてはなかなか穴馬を探せないレースが多い。ここもそんな感じなのだが、唯一、穴馬として推せそうなのがこれだ。

そもそも一昨年の勝ち馬。今回は前に行きたい馬が多く、先行後ろから流れに乗れば、直線のひと脚で馬券圏に入ってもおかしくない。なお母は当該コースで1000万を完勝している。

相手上位は ①タワーオブロンドン。 押さえに ②ダノンスマッシュ⑭レジーナフォルテ⑪カッパツハッチ

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