- 11月24日 東京12R ジャパンカップ(G1)
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本命馬◎ドウデュース(1人気) 1着
2週続けてG1突破!
- 11月17日 京都11R マイルCS(G1)
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本命馬◎ソウルラッシュ(4人気) 1着
難解なメンバーで本命ズバリ!
【中山牝馬S】春雨を味方につけて
2020/3/13(金)
土曜中山11R 中山牝馬S(G3)
◎本命馬&お宝馬 |
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④メイショウグロッケ (牝6、栗東・荒川厩舎、大野騎手) |
おそらく、3場の中で、中山が最も雨の影響を受けそうだ。先週も日曜に終日雨の中で開催されており、明日メインレースの時間帯には重馬場には悪化、巧拙が問われるコンディションになると見込む。
快速馬コントラチェックにとって、この馬場がプラスになるとも思えない。半姉はこのレースとフラワーカップを勝ったバウンスシャッセで、コース巧者だったわけだが、本来道悪が得意のはずのゼンノロブロイ産駒にして、道悪がまるでダメだった。
さらに今回は、隣に強力な同型で3キロ軽いモルフェオルフェが入った。枠が離れているよりも、隣り合った方が馬は急いて行く。2つの課題は軽視できない。
渋るであろう馬場と斤量で、面白くなってきたのは④メイショウグロッケだ。前走1400mといっても、マイルでもスローなくらいのラップで先行したもので、距離延長で折り合いを欠くことはない。そもそも道悪だったからこそ1400mで好勝負できたはずだ。コーナー4つの方が持ち前の器用さを活かせる。
このレースで2,1着となっているフロンテアクイーンも同じメイショウサムソン産駒。同産駒のデンコウアンジュが鬼門のトップハンデだけに、狙うならメイショウの方だ。
もし天気予報が外れて良馬場でも、そこそこはやれる。雨乞いしながら本命兼お宝馬に指名する。
相手上位は ③フェアリーポルカ、⑨エスポワール。 押さえに ⑧カリビアンゴールド、⑪コントラチェック、②フィリアブーラ、⑭ウラヌスチャーム、⑤デンコウアンジュ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。