土曜中山11R ダービー卿チャレンジT(G3)

トリッキーな形状で行われるレース。過去の結果を見ても、先行、あるいは差すにしても好位やや後ろくらいの位置から進んでいける馬でないと厳しくなっている。今週は、雨の影響を考えなくてよいので、4角前でおそらくインを通れるポジションが必要になってくるだろう。ここは枠にも恵まれた②ストーミーシーに期待したい。

新たなパートナー、横山武騎手を迎えた前走で新しい姿を見せた。後方からの追い込み一辺倒だった馬が先行してさらにひと脚使い、しかも速めの流れを乗り切った。

アドマイヤムーン産駒には立ち回りの巧いタイプが多く、しかも当該コースでの成績も水準以上。かつ母の父ゼンノエルシドは、当該コースのレコードホルダーでもあった。今回は前走より展開は楽になりそう。追い込んで3着した一昨年とは異なる戦法で、いよいよ初の重賞制覇が近づいてきた。

前走の大敗だけでかなり人気を落としているようだが、マイルではかなり堅実な馬。ダイワメジャー産駒はこのレースで2勝、2着1回。ペースがあまり速くなると厳しいタイプだが、今回はそうはならないとみている。盲点になりやすい馬で、そろそろ京都金杯以来の走り頃か。

相手上位は ③ジャンダルム、④クルーガー、⑦プリモシーン。 押さえに ⑮カツジ、⑧トーラスジェミニ、⑭ドーヴァー。

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