- 11月3日 東京11R AR共和国杯(G2)
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お宝馬$タイセイフェリーク(6人気) 3着
格上挑戦でも自信の推奨!
- 10月20日 京都11R 菊花賞(G1)
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お宝馬$アドマイヤテラ(7人気) 3着
「距離に不安なし」の太鼓判!
ロベルト系の連鎖
2015/3/28(土)
日曜中山11R マーチS(G3)(ダート1800m)
◎本命馬 |
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⑪ソロル 牡5、栗東・中竹厩舎、蛯名騎手 |
高松宮記念はメガ盛り競馬新聞を参照していただくとして、こちらではマーチSを取り上げる。
このレースは、異常なほどハッキリとした血統傾向が出ている。それは「父か母の父にロベルト系を持つ馬」の好走が続いていることだ。2007年以降、該当馬1頭も馬券にならなかったことは阪神で行われた2011年だけ。つまり中山開催なら過去7回連続しているのだ。
これを、そろそろ途切れると判断するか、あるいはまだ続くと判断するかは人それぞれだが、血統予想というのは傾向が途切れるまでは推すのが常道。ならば今年もこの傾向に乗る。去年の覇者⑪ソロルの連覇に期待する。
この馬は父シンボリクリスエスがロベルト系。なぜか良馬場でも時計が速くなってきた中山ダートのこの3週間だが、それ以前はさっぱりだったシンボリクリスエス産駒がにわかに好走してきたという傾向も後押しする。
近走は距離、あるいはコースが合わずに詰めの甘い競馬が続いているが、中山なら話は違うだろう。
$お宝馬 |
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⑭トウショウフリーク |
走りどころを捕まえるのが難しいタイプの馬だが、直線に急坂のあるコースの1800mに限れば、G1一戦を除くと3戦オール連対。一番力を出せる舞台であると言えそう。母の父は「春のリファール系」でもあり、一発穴で狙う。
連対候補はこの2頭に加えて⑮イッシンドウタイ、⑬マスクトヒーロー。3連系の馬券ならヒモで⑦キクノソル、⑫ベルゲンクライ、⑤サトノプリンシパル、⑥サンバビーンまで。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。