水上学の血統トレジャーハンティング

日曜中山11R マーチS(G3)(ダート1800m)

◎本命馬
⑪ソロル
牡5、栗東・中竹厩舎、蛯名騎手

高松宮記念はメガ盛り競馬新聞を参照していただくとして、こちらではマーチSを取り上げる。
このレースは、異常なほどハッキリとした血統傾向が出ている。それは「父か母の父にロベルト系を持つ馬」の好走が続いていることだ。2007年以降、該当馬1頭も馬券にならなかったことは阪神で行われた2011年だけ。つまり中山開催なら過去7回連続しているのだ。
これを、そろそろ途切れると判断するか、あるいはまだ続くと判断するかは人それぞれだが、血統予想というのは傾向が途切れるまでは推すのが常道。ならば今年もこの傾向に乗る。去年の覇者⑪ソロルの連覇に期待する。

この馬は父シンボリクリスエスがロベルト系。なぜか良馬場でも時計が速くなってきた中山ダートのこの3週間だが、それ以前はさっぱりだったシンボリクリスエス産駒がにわかに好走してきたという傾向も後押しする。

近走は距離、あるいはコースが合わずに詰めの甘い競馬が続いているが、中山なら話は違うだろう。

$お宝馬
⑭トウショウフリーク

走りどころを捕まえるのが難しいタイプの馬だが、直線に急坂のあるコースの1800mに限れば、G1一戦を除くと3戦オール連対。一番力を出せる舞台であると言えそう。母の父は「春のリファール系」でもあり、一発穴で狙う。

連対候補はこの2頭に加えて⑮イッシンドウタイ⑬マスクトヒーロー。3連系の馬券ならヒモで⑦キクノソル⑫ベルゲンクライ⑤サトノプリンシパル⑥サンバビーンまで。