東京ダービー
(Jpn1・ダ2000m)
6月5日 20:10発走 大井競馬場

出走馬&展望

火曜の大井ダートは前がなかなか止まらない馬場。簡単に差せない状況だった。アンモシエラは羽田盃で淀みない流れで逃げて2着。本来であれば1800mのほうがいいタイプも、羽田盃と違いブルーサンがおらず、先行馬が手薄の今回はしぶとく粘ってきそうだ。

基本的に後方から進める馬ではあるものの、ユニコーンSでは早めに動いて2着以下を完封してみせた。これまで半周コースでの実績ばかりだったが、1900mでも息の長い末脚が使えることが分かっただけに、大井の2000mに距離延長するのは問題なさそう。

ユニコーンSではラムジェットに完敗したものの、ダートでは逃げても差しても競馬できるセンスの良さを見せている馬。2100mの未勝利戦で初勝利を挙げたように、上位2頭に比べて距離延長に不安がない点は魅力的。

シシュフォス
東京湾カップはマコトロクサノホコの2着に敗れてしまったものの、道中動かなかったマコトに対して、こちらは早めに動く形をとっており、負けて強しという内容だった。アポロソニック産駒ということ、そしてこれまでのレース振りから距離延長は大歓迎。早めに前を捕まえに行かなくていい今回は3着ならあっていい。

フロインフォッサル
羽田盃では地方最先着となる3着。それ以前にも能力の片りんは見せていた馬で、距離を延ばしてレースぶりが良化してきた。更なる距離延長は問題ないものの、ペースが流れていた羽田盃でも離された3着と、中央馬相手では分が悪い。