
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
全頭勝手知ったる馬たちです
2026/8/13(木)
先週はサツキレジーナ(15人気5着)が最高着順。返し馬から調子が良さそうで、その感触どおりの脚を使ってくれました。惜しむらくは内枠でしたが、この結果で次開催の千直を使うことができそう。次こそ外枠が欲しいところですが、かみ合えばチャンスという目途は立ちました。

この土曜は新潟で7鞍に騎乗します。2R(2歳新馬)のマムダッドベルはゲート試験から乗せていただいているものの、まだ心身共に幼い面があります。経験を積みながらというタイプかもしれません。
3R(2歳新馬)のコウサイリクリも続けて乗せていただいていますが、追い切りを重なる毎に動きが良くなってきました。現時点でどこまで頑張ってくれるか、いい意味で楽しみにしています。4Rのワンダーバリエンスは東京よりは新潟コースのほうが合いそう。乾いた馬場でやれれば前走のようなことはないと思います。
5Rのリーデレクオーレは前3戦が好内容で、勝ってからも順調にきています。53キロを活かして乗れれば昇級緒戦から目途が立つはず。6Rのバンフィエルドは自分で競馬を作れるタイプではありませんが、展開面さえかみ合えばもう少し前に来れていい感触。2200mはフィットしそうです。
10Rのマイネルシュラハトは帰厩してから順調に追い切りをこなしてきました。初ダートの走りが良かったので、合いそうな新潟1800mで力が入ります。12Rのコスモペンタスは小柄な馬ですが、ガッツがあって一生懸命に走ってくれます。前走は盛岡まで乗りに行っており、引き続き何とかしてあげたいという一心です。

日曜も新潟で2鞍に騎乗します。1Rのトリプティークは楽しみにしていた前走が案外粘れず。ただ、先行できましたし、今回は牝馬同士というのがいいですね。使いながら力をつけてくれそうなタイプなので前進があるはず。2Rのコスモメイウェザーは集中力に欠ける面があるので、今回はブリンカー着用。芝の距離延長と相まって気持ち良く走らせてあげたい。

週明けの月曜は台風が来る前に天気が良かったので筑波山に登ってきました。夏期は競走時間の都合と遠征でなかなか難しそうですが、また北アルプスに行きたいという意欲が湧いています。心配していた台風ですが、美浦の調教には全く影響ありませんでした。涼しかったことにより楽だったくらいで、馬たちもレースで能力を発揮してくれそうです。
プロフィール

柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。




