【レパードS/小倉記念】夏競馬攻略のカギは馬体にあり!イチオシはコレだ!
2019/7/28(日)
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レパードS
小倉記念
エルモンストロ
(牡3、栗東・角居厩舎)
父 | ルーラーシップ |
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母 | ミンティエアー |
母父 | アグネスタキオン |
通算成績 | 8戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 466kg (最高:468kg) (最低:464kg) |
前走時馬体重 | 478kg |
POINT | |
まだ腰高な面が残ってはいるが、全体にバランスが整っていてシルエットは正方形に近い。2走前に勝利を挙げているように、1800m戦は問題なくこなせる範囲ではあるが、本質的にはマイル戦がベストの印象。芝で勝ち上がっており、ダートでもスピードを生かした競馬が向いているタイプ。雨で脚抜きの良い高速馬場になった際にパフォーマンスを上げてきそうだ。肋骨が薄っすらと浮き上がって腹周りは引き締まっており、ムダ肉はほとんど感じられない。後肢の下腿部にも太い血管が浮き上がり、膨らみも感じられるように馬体の張りは抜群に良い。今回、立ち写真のある馬の中でも1、2を争う好仕上がりと言って良いだろう。 |
サトノギャロス
(牡3、栗東・西園厩舎)
父 | ヘニーヒューズ |
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母 | シャラポワ |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 4戦3勝 |
連対時 平均馬体重 | 520kg (最高:522kg) (最低:518kg) |
前走時馬体重 | 522kg |
POINT | |
前走時で522キロとかなりの大型馬。雄大な骨格はもちろん、胸前~肩周りの筋肉は盛り上がるように発達している。トモの筋肉も正方形で容量が大きいだけでなく、一本太いスジが浮いているように張りもあって中身が詰まっている印象。力強さが前面に主張した体型をしており、秘めたパワーは相当なモノがありそうだ。デビューから短めの距離を使われているが、胴周りは決して窮屈な造りではないため、折り合い次第で距離延長は問題なくこなせるはず。背中側と腹側のラインを比較した時に背中が短く見える体型で身体の伸縮性に優れた構造をしている。鋭く切れる末脚を武器とする馬に多い形で、キャリア4戦全てでメンバー最速の上がりを記録していることも納得できる。成長余地を残しつつも、現状ベストといえる仕上がりでレースを迎えられそうだ。 |
デルマルーヴル
(牡3、美浦・戸田厩舎)
父 | パイロ |
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母 | カリビアンロマンス |
母父 | コマンズ |
通算成績 | 8戦3勝 |
重賞勝利 |
18年兵庫ジュニアGP(G2) |
連対時 平均馬体重 | 495kg (最高:498kg) (最低:492kg) |
前走時馬体重 | 498kg |
POINT | |
父パイロは腹袋が大きく胴が詰まった体型をしているが、この馬は比較的胴の伸びがあって距離にも融通が利くタイプ。背中も長めで瞬間的に速い脚を使うよりも、長く良い脚を繰り出す持続力に長けた胴周りの構造だ。胸の深さも十分で、スタミナも豊富。持続力が問われるレパードS向きの馬体構造といえるだろう。前走時で490キロと馬体重は大型馬の域に入るが、立ち姿に全く重苦しさを感じない点も好感。前走はドバイ遠征帰りの休み明けでいきなり2着と好走。反動が気になるところだが、馬体は萎むことなく、皮膚が薄く見えるほどの張りを馬体全体に感じさせる。毛艶も黒光りしており、体調に関しては何の不安点も見当たらない。勝ち負けが期待できる好仕上がりだ。 |
ハヤヤッコ
(牡3、美浦・国枝厩舎)
父 | キングカメハメハ |
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母 | マシュマロ |
母父 | クロフネ |
通算成績 | 8戦2勝 |
連対時 平均馬体重 | 464kg (最高:470kg) (最低:452kg) |
前走時馬体重 | 464kg |
POINT | |
バランスの整った綺麗なシルエットで、フレームに対して若干背中が長く感じる構造をしている。持続力に長けた体型で、近親のユキチャンやシロニイは500キロ近い大型馬だったのに対し、この馬はデビュー時で444キロ。前走でも464キロとこの牝系の中では比較的コンパクトにまとまっていて、立ち姿からは素軽い印象を感じさせる。付くべきところにしっかりと筋肉は付いているが、前面に主張しすぎない肉付きをしているので、距離は延びて良さそうな印象。繋ぎが短く、脚元はダートがベターといえる構造でありながらも芝で初勝利を挙げられたのは、この軽さによるものと考えられる。白毛で毛艶は判別しづらいが、前腕や後肢の下腿部に血管が浮き上がっているように、馬体の張りは上々。肋骨も薄っすらと感じ取れるように、ムダ肉無く仕上がっている。 |
ブラックウォーリア
(牡3、栗東・西村厩舎)
父 | ブラックタイド |
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母 | ステファニーチャン |
母父 | アーミジャー |
通算成績 | 13戦3勝 |
連対時 平均馬体重 | 493kg (最高:500kg) (最低:488kg) |
前走時馬体重 | 494kg |
POINT | |
全体のシルエットに対して、背中がやや長めで胴に伸びがある。長く良い脚を繰り出すのに適した体型で、持続力が問われるレパードSでは有利に働きそうだ。肉付きが良く、特に腹袋が大きく発達している。上がりが掛かるような、底力を要する展開も苦にしないだろう。注目すべきは胸の深さ。脚を置く位置も多少関係しているとはいえ、前脚が短く見えるほど胸の縦幅があり、大きな心臓や肺を秘めていそう。前走のレコード勝ちもこの発達した心肺から生み出される、豊富なスタミナがあったからに他ならない。腹周りの肉付きが良いぶん太目に映るが、立ち写真でも肋骨が浮いていることが分かるように、ムダ肉は全く付いていない。毛艶も光沢があって非常に見栄えがすると同時に、皮膚の薄さも感じさせるほど筋肉の張りも良い。勝ち負けが期待できる絶好の仕上がりだ。 |
アッシェンプッテル
(牝3、栗東・奥村豊厩舎)
父 | バトルプラン |
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母 | ミミオブパラダイス |
母父 | ダンスインザダーク |
通算成績 | 5戦3勝 |
連対時 平均馬体重 | 500kg (最高:508kg) (最低:494kg) |
前走時馬体重 | 494kg |
POINT | |
デビュー時から500キロ前後の馬体重で出走している大型馬。父バトルプラン、その父エンパイアメーカーともに雄大な骨格をした馬を輩出する傾向にあり、フレームは父方の特徴が出ていると考えられる。トモは横幅があり容量も豊富だが、全体的に筋肉の付き方はなだらかで、シャープにさえ映る体つき。距離が延びて良さそうな印象があり、2000mで強い勝ち方を見せた前走の内容も納得できる。胸の深さも十分で、スタミナを要するような展開になればより強みが活きるはずだ。3歳馬でまだ成長余地を残しつつも馬体の張り、毛艶、ともに現状ベストといえる仕上がり。力を十二分に発揮できるだろう。 |