【ユニコーンS】超豪華メンバー集結!過去10年連対なしの死のローテを発見!…競馬JAPAN

ユニコーンS

函館スプリントS

カフェファラオ

(牡3、美浦・堀厩舎)

American Pharoah
Mary’s Follies
母父More Than Ready
通算成績2戦2勝
連対時
平均馬体重
505kg (最高:506kg)
(最低:504kg)
前走時馬体重504kg
POINT
胸前や肩周りの肉付きが良く、ダート馬らしい迫力のある立ち姿。その一方クビさしは細めで、500キロ超の大型馬でも重苦しさは感じられない。骨格、筋肉共にまだ成長途上といった印象がありながら、レースで規格外のパフォーマンスを披露しており、素質はかなりのモノ。飛節が「くの字」に折れている曲飛で、タメが利けば鋭い脚を繰り出すことも出来る。一瞬の切れ、瞬発力勝負になりやすいユニコーンSでも決め手負けしないはずだ。毛艶が良く、4ヶ月ぶりの実戦でも仕上がりは上々。

サトノラファール

(牡3、栗東・中竹厩舎)

ゴールドアリュール
シークレットジプシー
母父Sea of Secrets
通算成績5戦3勝
連対時
平均馬体重
539kg (最高:552kg)
(最低:528kg)
前走時馬体重528kg
POINT
全体にガッシリとした印象のある、パワータイプの馬体。クビさしから肩周りにかけての肉付きが良く、実に力強い立ち姿だ。トモの横幅が広く、容量が豊富。後躯の肉付きはまだ良化余地があり、成長次第で更に大きな推進力を生み出せるはず。1400m戦で連勝しているものの、前脚には十分な長さがあるため、距離に融通は利きそう。重厚感があるタイプなので、乾いた馬場の方が向きそうな印象だ。写真をアップで見ると薄っすらと肋骨が浮き上がっており、大型馬でも太め感なく仕上がっている。

タガノビューティー

(牡3、栗東・西園厩舎)

ヘニーヒューズ
スペシャルディナー
母父スペシャルウィーク
通算成績6戦2勝
連対時
平均馬体重
502kg (最高:506kg)
(最低:500kg)
前走時馬体重504kg
POINT
膨らむように発達した肩周りからダート馬らしい力強さを感じる。その一方で500キロを超える馬体ながら、脚をスラっと見せていて立ち姿自体は実に素軽い。朝日杯FSでも見せ場を作って4着に好走したように、芝も決してからっきしダメではないと見ている。蹄は薄いタイプで、素軽いシルエットからパワーよりもスピードが問われる条件の方が向きそう。ダートなら水分を含んだ脚抜きの良い馬場が合いそうだ。前回の立ち写真と比べて腰高な面は解消されつつあり、後肢の下腿部にも網目状に血管が浮き上がるなど、成長が著しい。筋肉の張りも良化しており、状態は前走以上。
今週のイチオシ

デュードヴァン

(牡3、美浦・加藤征厩舎)

Declaration of War
ジェラスキャット
母父Tapit
通算成績4戦3勝
連対時
平均馬体重
473kg (最高:476kg)
(最低:470kg)
前走時馬体重474kg
POINT
前後にまとまりを感じさせる馬体で、正方形に近いシルエット。骨格のバランスが良く、筋肉も付くべきところにしっかりと付いているため、立ち姿は見栄えする。緩やかにカーブした飛節、やや短めに映る背中は瞬発力タイプの特徴。道中の位置取りに関わらず、タメを利かせて終いを伸ばすような競馬が理想的。バランスの良さから素軽さが感じられるため、スピード勝負になっても問題ないだろう。トモの半腱半膜様筋に大きなスジが浮き上がっているように、後躯の充実度はメンバー中でも上位の存在。ムダ肉もほとんど付いておらず、他馬との横比較で完成度も高そうだ。

フルフラット

(牡3、栗東・森厩舎)

Speightstown
Golden Flair
母父Medaglia d’Oro
通算成績6戦2勝
連対時
平均馬体重
511kg (最高:512kg)
(最低:510kg)
前走時馬体重512kg
POINT
盛り上がるように発達した胸前、横幅の広いトモはスペイツタウン産駒に良く見られる特徴。父の産駒には短距離型が多く、この馬も四肢がやや短く見えるシルエットで、骨格的には短距離志向が強い。まだ発展途上といった体つきゆえ距離をこなせているものの、今後筋肉量が増加した際には、1200~1400m辺りが適距離になっていく可能性も十分にあるだろう。蹄は薄く、パサパサの良馬場よりは脚抜きの良い馬場が合っている印象。馬場状態は要チェックだ。海外遠征後でもダメージは感じられず、毛艶が光って体調はかなり良さそう。4ヶ月ぶりの実戦でも力を出せる状態にあると見た。

レッチェバロック

(牝3、美浦・藤沢和厩舎)

Uncle Mo
My Fast One
母父Elusive Quality
通算成績2戦2勝
連対時
平均馬体重
485kg (最高:486kg)
(最低:484kg)
前走時馬体重486kg
POINT
まず目に留まるのが、どっしりとした重厚感を伝える立派なトモ。十分な横幅があって骨格的に容量が広い上、膨らむように筋肉が発達している。半腱半膜様筋にもスジが浮き上がっていて、今後成長していくうちによりハッキリとトモが四つ割れのようになっていくはず。その下、下腿部もまるで力こぶのように膨らんでおり、キック力の強さが窺える。類まれなるスピードはこの後躯が生み出していると言っていい。飛節は真っ直ぐに伸びていて、長く良い脚を使える構造。逃げて終いの脚もしっかりしている点がこの馬の武器だ。マイルの距離は十分に守備範囲だろう。馬体の張りは上々で、毛艶もピカピカ。状態面の良さも伝わってくる点も好印象。

シヴァージ

(牡5、栗東・野中厩舎)

First Samurai
Indian Bay
母父Indian Charlie
通算成績17戦5勝
連対時
平均馬体重
498kg (最高:504kg)
(最低:494kg)
前走時馬体重500kg
POINT
胴が詰まった体型をしており、溜めて弾ける短距離タイプ。ダートを走っていたように胸前から肩周りの筋肉が特に発達していて、前駆に力強さを感じる。腹袋が大きく、全体にどっしりとした雰囲気が漂っているため、条件的には時計の掛かる馬場が合っているイメージが強い。函館競馬は開幕週から速い時計が連発しているため、一雨降ればこの馬向きのコンディションになりそう。皮膚を薄く見せているように馬体の張りは申し分なく、毛艶の良さから代謝の良さも伝わってくる。休み明けでも力は出せそうだ。
今週のイチオシ

ダイアトニック

(牡5、栗東・安田隆厩舎)

ロードカナロア
トゥハーモニー
母父サンデーサイレンス
通算成績15戦6勝
重賞勝利 19年毎日放送賞スワンS(G2)
連対時
平均馬体重
475kg (最高:484kg)
(最低:468kg)
前走時馬体重472kg
POINT
腹側のラインに対して背中が短く、身体の伸縮性に優れた瞬発力タイプの造り。飛節の折りが深く、一完歩の回転が速い。一瞬の切れ、鋭い決め手は短距離路線でもトップクラスの実力を誇る。1400~1600mの実績を有しているものの、以前から骨格的にスプリント適性の高さを評価し続けているように1200m戦がベストの印象。高松宮記念は初の6F戦で大きな不利を食らいながら3着に入線。改めて能力の高さを示してくれた。G1後にひと息入れたことにより、前走時よりも馬体は更にボリュームアップ。胴周りに銭型が浮き上がっているように、状態面もかなり良さそうだ。

マリアズハート

(牝4、美浦・菊沢厩舎)

Shanghai Bobby
Maria’s Dance
母父Maria’s Mon
通算成績7戦4勝
連対時
平均馬体重
484kg (最高:494kg)
(最低:472kg)
前走時馬体重488kg
POINT
軸を広めに立っているので胴がやや長めに映るものの、本質的にはまとまりがあるのでタメてこそ末脚が切れるタイプ。飛節が「くの字」に折れている典型的な曲飛で、後肢の回転はかなり速そう。小回りの函館では一瞬の加速力をどこから繰り出すかがカギになりそうだ。骨格に対してトモの容量が大きく、また写真越しでもハッキリと分かるほど、筋肉がパンと張っている。充実した後躯はトップスプリンターに共通する馬体構造で、初の重賞挑戦でも決して見劣ることの無い好馬体。休み明けでも肋骨がわずかに感じられ、ボディコンディションも理想的。

ライトオンキュー

(牡5、栗東・昆厩舎)

Shamardal
グレイトタイミング
母父Raven’s Pass
通算成績13戦5勝
重賞勝利 19年京阪杯(G3)
連対時
平均馬体重
507kg (最高:516kg)
(最低:498kg)
前走時馬体重508kg
POINT
胴が詰まった体型で、シルエットは正方形に近い。骨格的には前後にギュッと詰まっており、その分力強いイメージが伝わってくる。高速馬場よりもパワーを要する馬場コンディション向きで、一般的には力が要る洋芝も合っている印象だ。重厚感、力強さが前面に主張しているので、素軽くスパッと切れるタイプではないものの、体型的にはタメを作ってこそ持ち味が活きる馬だと見ている。多少なりとも時計の掛かる馬場になった方が良さそうだ。皮膚が薄く見えるほど馬体は張っており、久々の実戦でも体調は上々。一度使ったら更に引き締まってきそう。

ユニコーンS

函館スプリントS

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